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あってはならない事が平然と行われている中、落ち着かない年の暮れ

By - 押阪 忍  公開:  更新:

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※写真はイメージ

こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。

ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言ひとりごと』にお付き合いください。

例年にない年の暮れ

何とも落ち着かない年の暮れです。それは戦争中であるからです。『破壊と死者』の戦争。

第二次世界大戦が終わって、中東は別として、戦火を交える国は、もう終結したと思っていましたら、なんと世界の大国ロシアの登場です。

ロシアとウクライナの戦争をテレビで見ない日はありません。毎日死者がでています。毎日です。あってはならない事が、平然と行われているのです。

今、日本は平和です。衣食住それなりの幸せを感じながら生活しています。でもひとたび、戦火を交える戦争となると、一汁一菜はぶっとび、枕を高くしては眠れない日々が続きます。

ノーベル賞の授賞者の人達でも、この戦争は止められない…いったいこの戦争の『芯』はなんなのでしょうか?

領土なのか…権威なのか…経済なのか…素人の当方には何も判りませんが…。報道では、ウクライナ戦争の発端は領土とか…それはクリミア半島で、もう解決済みと思っていましたが…。

兎に角、空中でも、地上でも、戦火を交えれば、必ず死者がでます。ロシア、ウクライナがこれを知らない筈はないのに…。

※写真はイメージ

年の瀬が迫ってきました。両国でも穏やかに楽しいクリスマスや、新年を迎えたい筈です。無邪気な子供達の表情は 戦争はNG!というサインをだしています。

大の大人はそれを知りつつ、空中からは爆弾投下、地上からは大砲を打ち、一般市民から死者続出!あってはならない事が今起きています。

もう引き金を引くのは止めましょう。平和な国に戻りましょう。

間もなく両国ともメリークリスマスです。子供達の為に、戦火の大人達は、穏やかな笑顔を取り戻して頂きたい!と切に願うものであります。

皆様どうぞよいお年をお迎えくださいますように…。一年間の『お付き合い』誠にありがとうございました。

<2022年12月>

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フリーアナウンサー 押阪 忍

1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2022年現在、アナウンサー生活64年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

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