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ゴミ清掃員「この近辺はヤバイ」 ゴミの集積所を見て分かったワケは

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

お笑いコンビ『マシンガンズ』の滝沢秀一(@takizawa0914)さんは、お笑いの活動を続けながらゴミ収集会社にアルバイトとして就職。

ゴミ清掃員として6年間働いた中で気が付いたことをTwitterに投稿し、人気を博しています。

そんな滝沢さんの投稿が、2018年10月9日に書籍『このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景』として発売されました!

イラストや描き下しエッセイが加わり、よりゴミ清掃員の目を通して見た世界の深さが増した1冊。

本書の中から、滝沢さんがゴミ清掃員として働いて気付いた「引っ越し先を決める時に見たほうがいい場所」をご紹介します。

ゴミ清掃員は「底」を見る!

物件によっては、建物の敷地内ではなく、離れた場所に『ゴミ集積所』があることも。

不動産会社で『ゴミ集積所』の場所を聞いたら、物件を決める前に見に行くことを滝沢さんは勧めています。

なぜなら、「『ゴミ集積所』を見れば、周囲に住む人たちがルールを守る人たちかどうかが分かるから」だとか。

どういうことかというと…。

ゴミが残っていたり、缶やビンだけが置かれていたとしたら、それは回収不能のゴミなので、誰かがルールを気にしないでゴミを出している。

それは単にゴミ出しのルールが守れないだけの話ではない。ひとつルールを破る人はいくつも破る傾向にあると僕は思う。

『このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景』 ーより引用

『ゴミ集積所』には、カラス除けの網やカゴなどが用意されているところもあります。

網を片付けた後や、カゴの底に缶やビンなどが残っていた場合、「ルール違反をする人が近くに住んでいる」と思ったほうがいいでしょう。

また、この判断は建物の敷地内に『ゴミ専用のボックス』が用意されている場合でも同じだと滝沢さんは語っています。

どういうゴミボックスが良くないか?

集積所と同様に、底の方に不燃ごみが溜まっていたり、単体のビン、缶、ペットボトルが袋に入っていない状態で放置されたカオスな状態のゴミボックスだ。それは分別されていないゴミを袋から出して、清掃員が置いていかざるを得なかったと考えていい。しかも、それらが蓄積されても管理する人が誰もいないということ。

共有スペースの電灯が切れても、こっちが連絡しない限り、換えてくれないかもしれない。つまり、管理の行き届いていない物件ということだ。

『このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景』 ーより引用

普段使っている『ゴミ集積所』や『ゴミ専用ボックス』をいつもと違う目で見ると、気付くことがあるかもしれません。

「自分が治安を乱している1人になっていないか」と、気が引き締まる人もいることでしょう。

ゴミ清掃員の人が困らない、治安のいい街に住みたいものですね。

さまざまなエピソードが詰まった1冊

本書は、「そうなのか!」と衝撃を受けたり、クスッと笑えたりするエピソードが盛りだくさん。

ダンボールが何箱も重ねられた『マトリョーシカ』のような状態でゴミに出されていたり、子どもから「とってもいい臭いだね~」と嫌味をいわれたり…。

清掃員の日常を知りたい人にもうってつけの1冊です。

このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景

このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景

滝沢 秀一
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[文・構成/grape編集部]

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