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こんなクソみてえな業界、早く干されたいんだよ! 坂上忍、芸能界への本音を語る

By - grape編集部  公開:  更新:

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マルチタレントの坂上忍さんが、2019年2月22日に放送されたバラエティ番組『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演。

芸能界への本音を告白しました。

坂上忍は「売れたい」ではなく、むしろ「干されたい」

坂上さんは3歳から劇団に所属。テレビドラマの子役としてデビューしていて、芸歴は49年になります。

現在は俳優業よりもタレント業に力を入れており、7本の番組で司会を務めるほどの売れっ子。その姿をTVで見かけない日は、なかなかありません。

そんな坂上さんが『アナザースカイ』に出演するのは、今回で3度目。

3回とも、韓国・ソウルでロケを行いました。過去のロケでも酒を狂ったように飲んでいた坂上さん。今回のロケでは500mlのマッコリ、JINROを103本飲むという過去最高の飲酒量を記録しました。

お酒が進んだことで、芸能界についての本音をこのようにぶちまけています。

早く干されたいんだよ、俺は。こんなクソみてえな業界。

アナザースカイ ーより引用

「もっと売れたい」という向上心を口にするのかと思いきや、出てきた言葉は「むしろ早く干されたい」というもの。

まさかこれだけの売れっ子芸能人が、ここまで芸能界をこき下ろすのは意外ではないでしょうか。

クソみたいな業界であり、大好きな業界?

ただ、坂上さんは「干されたい」からといって、いい加減に仕事をているわけではありません。

2018年に入って、新たに4つの番組で司会を担当することになった坂上さん。バラエティ番組を中心に仕事をこなしているため、俳優業のオファーは断るようにしているのだそう。

その理由について、坂上さんはこのように語っています。

新しい番組が入るところってみんなキツいところなわけじゃないですか。

負けたところなんだから、すべて3年保たせられますって自信あります?

(でも)死ぬ気でやるよ。負けないように。

アナザースカイ ーより引用

人気がある番組を終了させ、あえて、新番組をスタートさせるということはあまり考えられません。

『新番組=視聴率が取れずに終わった番組の枠』と解釈できます。

そのため、司会を任せられたからといって喜ぶのではなく、その番組が少しでも長く続くように頑張りたいと、坂上さんは常に考えているようです。

役者もバラエティも、片手間でできるほど楽な仕事ではありません。

坂上さんには、俳優業に割く時間があるのであれば、バラエティに費やしたいという気持ちがあるようです。

また、TV番組での発言はきれいごとではなく、「ヒヨらないようにキワキワの所でやっていかないと」と、攻めの姿勢を忘れないことが大事だとも坂上さんは語っていました。

だからこそ、嫌われる覚悟を持って仕事に取り組んでいるといい、「大事なのは自分の寿命を縮めることをやらなきゃいけないの、俺らは」と、自ら干されるぐらいの心持ちでいるようです。

「クソみたいな業界」といいつつも、大好きな業界だからこそ骨身を削ってまで頑張る価値があると考えているのでしょう。

坂上忍の本音に、世間の反応は?

・これだけ業界のことを考えているんだから、そりゃ売れっ子になるよな。

・芸能界に長く身を置く坂上さんだから芸能界の汚いところもたくさん見てきたはず。

・思っていることをストレートにいってくる坂上さんの物いいが好きです。

・炎上することも多いけど、それなりの覚悟を持って頑張ってると思う。

・それでもなんだかんだで全力で頑張ってるからスタッフとしては使いたくなるんだろうな。

もうすぐ52歳になる坂上さんの理想的なビジョンは、還暦を迎えるまでの後8年で「ちゃんと先細りしていく」ことなのだそう。

とはいいつつも、これだけの覚悟を持った人ならば業界のほうが坂上さんをなかなか手放したがらないでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
アナザースカイ

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