春は出会いの季節 その中には『生涯の友』となり得る出会いも
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こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。
春の出会いを大切に… アナウンサー押阪忍の『美しいことば』
3月4月は、出会いと別れの季節ですね。入学、卒業、入社、転勤、異動、退職…と、今までの生活とは ガラリと変わる人達がかなりいらっしゃることでしょう。この春は、入学や入社で新しい友人をつくる大きな出会いであり、心ときめく季節であり、この出会いで結ばれた友人が『生涯の友』となり得る機会が多いのです。
親友ともいうべき友人をつくるのに当たって、古今東西の名言や言い伝えがありますので、ご参考になればと思い、ご紹介させていただきます。先ずは馴染みのものから…。
①友は類を以て聚まる。
②朱に交われば赤くなる。
③金を貸せば金と友を失う。
④その人を知らんとすれば、その友を見よ。
⑤水は方円の器に随い、人は善悪の友による。
⑥酒と卓子(テーブルのこと)は、友をつくり友を失う。
⑦1人の善良なる友は、多数の親戚に勝る。
⑧善友の怒る顔は、悪友の笑顔より尊し。
⑨賢友は乃ち、万福の基なり。
⑩上に交わりて諂わず 下に交わりて驕らず。
⑪朋有り 遠方より来たる、亦た楽しからずや。
⑫君と共に一夜話す 十年の書を読むに勝る。
など、春の友達づくりに参考になる金言が、綺羅、星の如くあるのです。この春⑪、⑫のような出会いがあれば嬉しいですね。
勿論この名言、至言には、出典がありますが、それよりも、これらの文言を覚え、参考にされることの方が大切と考え、敢えて省略させていただきました。
友達づくりは大切です。「⑬知己は多し、されど友は少なし」では淋しいですよね。「⑨賢友は乃(すなわ)ち、万福の基なり」です。どうかこの春、『人生の真友』ともいうべき 朋友や盟友との出会いがあることを期待して 拙文の結びと致します。
<2019年3月>
フリーアナウンサー 押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2019年現在、アナウンサー生活61年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。