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故・飯島愛に追悼コメントを出さなかった千秋 理由に「涙が出る」「これぞ本物」

By - grape編集部  公開:  更新:

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2019年10月31日に、タレントの千秋さんがInstagramを更新。

2008年にこの世を去った、タレントの飯島愛さんとのエピソードを明かしました。

千秋が故・飯島愛への追悼コメントを公表しなかった理由

10月31日は、飯島さんの誕生日です。生前の飯島さんと親交の深かった千秋さんは、誕生日にあわせて次のような写真を公開しました。

※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。

写真は、千秋さんが飯島さんとロケでタイに行った時に撮影したもの。千秋さんは、性格やキャラクターが正反対な飯島さんと、よくこんな会話をしていたといいます。

「千秋は『子どもっぽい、キュート』でしょ、私にはその要素ゼロ、いらない」

「愛ちゃんは『大人っぽい、セクシー』でしょ、わたしにはその要素ゼロ、あったら困る」

「だから私達って真逆だよねー、ひとつも被んないよねー」

番組で一緒になった時はいつもお互い軽口を叩いていました。

chiaki77777 ーより引用

ある日、2人は病気がテーマの番組で共演します。休憩時間に、飯島さんは千秋さんに向かって次のような質問を投げかけたのだそうです。

「ねぇ千秋、もしいつか、不治の病になったら、芸能人としてどうする?」

その質問に対し「仕事を休業して、治療に専念するかなぁ」と答えた千秋さん。すると、飯島さんは「最後はどうやって発表する?」と尋ねました。

「えー、家族か事務所がお知らせするんじゃないの?」といい返した千秋さんに対し、飯島さんは…。

「私はね、もし不治の病になったら、それを全部見せていこうかなあって。だんだん骨と皮になっていくのも、隠さず何でも見せようかなって。芸能人として、それもアリじゃない?」

「ふうん。番組が追いかけるの?また来週!って?」

「うん、レギュラー笑」

「じゃあ、最後まで撮影するとかなの?」

「うん。そんな番組があったらね。そこにみんながお見舞いとか来てさ。バイバーイ!って明るい感じ。だから千秋とか、私が死んでも悲しんだり泣いたりしないでよ。またねー!ばいばいきーん!みたいな。笑ってよ」

「わかった。もしそうなったら、明るくするね」

「そうそう、そんなのがいいよね。深刻なのとか悲しいのとか嫌だから」

chiaki77777 ーより引用

飯島さんは、千秋さんに向かって「私が死んでも悲しんだり泣いたりしないでよ。笑ってよ」と、普段通りに過ごすようお願いしたのです。

その時の約束があった千秋さんは、その後飯島さんがこの世を去った時も、決してテレビの前で悲しんだり、涙を見せたりすることはありませんでした。

千秋さんは、飯島さんが他界した当初、追悼のコメントを一切公表しなかったことについて、世間から少なからず批判の声が上がったことを振り返ります。

「仲良いと思ってたのになんで泣かないんですか?失望しました。」「なんでいつもと同じなんですか?酷い。悲しくないんですか?」「なんでブログに追悼コメント出さないの?みんな書いてるのに」その頃、何通か、ブログに問い合わせメールや事務所に手紙が届きましたので、そう感じている方が少なからずいたのでしょう。遅いですが、こういう訳でした。それが良かったのか悪かったのかはわかりません。

chiaki77777 ーより引用

飯島さんが望んでいた「普段通りに明るく見送ってほしい」という想いを尊重した千秋さん。千秋さんの投稿に、ネット上ではさまざまな反応が寄せられています。

・読んで胸がいっぱいになって、涙が出ました。

・千秋さんと愛ちゃんの、深いところでつながっているような関係がすごく好きです。

・2人の仲よしぶりが伝わる素敵な写真ですね。本物の友情ってこういうものなんだと思います。

千秋さんの想いがつまったメッセージは、きっと飯島さんにも届いていることでしょう。飯島さんの嬉しそうな笑顔が目に浮かびますね。


[文・構成/grape編集部]

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