大学に住み着いた2匹の猫の物語 ある日、1匹が亡くなってしまい?
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猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

ガラスが外れ、猫が通り始めて? 数日後の展開に「声出た」「笑いが止まらん」4匹の猫と暮らしている、みっひ(mimiguku7)さん。自宅のドアのガラス窓が外れたままにしていたら、猫が通るようになってしまったそうです。傷がつくことを心配した祖母がとった対策が?
- 出典
- @imatsuru
命あるものは、いつか終わりを迎えます。
私たち人間が、もう会えなくなった人をいつまでも懐かしむように、動物たちもまた、大切な存在のことをずっと覚えているのでしょう。
画家の今津奈鶴子(@imatsuru)さんが投稿した、猫の漫画をご紹介します。
『母校の猫のおはなし』
今津さんが通っていた美術大学の守衛室には、2匹の猫が住み着いていました。
それぞれ『うさお』『さばお』と呼ばれ、そこの大学に通う学生たちからも愛されていた2匹。
しかし、別れは突然やってきました。
さばおが亡くなった後、うさおは守衛室にエサを食べに来ても、くつろぐことはなくなりました。
しかしその後、彫刻科の学生が木彫りで作ったリアルなさばおの像を置くと、再びうさおが姿を現すようになったのです。
うさおが守衛室でくつろいでいたのは、もしかしたら居心地がいいこと以外に、さばおと一緒にいるあの時間が好きだったからなのかもしれません…。
うさおが、木彫りに生前のさばおを重ねていたのかは分かりませんが、2匹の間には強い絆が確かに存在していたはずです。
ちなみに、木彫りのさばおのその後に関しても今津さんが描いています。
学校の守り神と化したさばおの像。今も同じ場所で、うさおとの優しい思い出とともに、学生たちを見守ってくれていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]