母親に捨てられ、20家族に断られたダウン症の女の子 最高の父親に出会う
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
イタリアに暮らすルカ・トラパネーゼさんは、娘のアルバちゃんを1人で育てているシングル・ファーザー。そんな父と娘のストーリーが多くの人を感動させています。
ルカさんは2018年にアルバちゃんを養子に迎えました。
海外メディア『Bored Panda』によると、長い間「父親になりたい」と願っていたルカさんは社会福祉機関に養子縁組の申し込みをすることにしました。しかし彼の前には大きな壁が立ちはだかります。
なぜならルカさんは独身で同性愛者だったからです。
そのため彼に紹介されるのは、健康上か行動上に何らかの問題のあってほかの家族から断られた子供だけでした。
ダウン症の赤ちゃんを紹介された男性は…
そのルカさんがついに巡り合ったのがアルバちゃん。生まれつきダウン症を持っている彼女はそれが理由で実の母親から養子に出されました。
アルバちゃんの家族はなかなか決まらず、20の家族から断られたといいます。理由はやはり「ダウン症を持っているから」ということでした。
担当者からの電話を受けてアルバちゃんについての話を聞いたルカさんは、彼女を養子にすることを即答。
当時のアルバちゃんはまだ生後13日だったそうです。
ルカさんはアルバちゃんを引き取ることにためらいはなかったといいます。
彼は14歳の時から心身の障がいなどを持つ子供たちの支援団体などでボランティアをしていたのだそう。そのため特別なケアを必要とする子供たちの対応に十分な知識と経験があったのです。
こうして始まった父と娘の生活は、たくさんの笑顔に満ちあふれています。
アルバちゃんと暮らすようになってから、ルカさんの生活は一変しました。彼はそんな娘についてこう語っています。
アルバちゃんの弾けるような笑顔を見れば、ルカさんが彼女にどれだけ愛情を注いでいるかは一目瞭然ですね。
ルカさんのInstagramのフォロワーは20万人を超え、日々の投稿は父と娘を応援する温かいコメントであふれています。
ルカさんは初めてアルバちゃんを腕に抱いた時、大きな喜びが込み上げ、その瞬間に「この子は僕の娘だ」と感じたそうです。2人が家族になることは運命だったのかもしれません。
父と娘の幸せな時間がこれからもずっと長く続いていくことを願います。
[文・構成/grape編集部]