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武漢から邦人帰国を受け、勝浦ホテル三日月が? ホテルの決断に称賛の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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中国の武漢(ぶかん)市で猛威をふるう新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本国内でも不安の声が上がっています。

一部報道によると、新型コロナウイルスによる中国国内の死者は132人。また、16か国で感染者が確認されているといいます。

中国国内の危機的状況を受け、日本政府は武漢市を含む湖北省に在留する邦人を帰国させるために、全日空のチャーター機を派遣。2020年1月29日には、第1陣として206人が羽田空港に帰国しました。

帰国後の検査や、帰国者たちの受け入れ先など急を要する課題が山積みの中、千葉県勝浦市にある『勝浦ホテル三日月』の決断に日本国内から驚きと称賛の声が上がっています。

『勝浦ホテル三日月』が帰国者を受け入れることを発表

中国からの帰国者のうち、症状がなく経過観察のため宿泊を希望する約200人の受け入れ先となった、千葉県勝浦市にある宿泊施設『勝浦ホテル三日月』。

今回の受け入れは勝浦ホテル三日月側からの申し出によるもので、自民党の二階俊博幹事長は、1月29日、感謝のコメントを発表しています。

自民党の二階俊博幹事長は29日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市を含む湖北省からチャーター機で同日帰国した邦人のうち、経過観察のため宿泊施設での滞在を希望する人を受け入れる「勝浦ホテル三日月」(千葉県勝浦市)に対し「観光業界や旅行業界が持てる力を存分に発揮し、ご協力いただくことは大変ありがたい。敬意を表したい」と述べた。党本部で記者団に語った

産経ニュース ーより引用

滞在期間中、勝浦ホテル三日月では政府が派遣した職員の指導の下、医療関係者が健康管理を行うとのこと。千葉県も受け入れ先となった勝浦ホテル三日月に、支援を表明しています。

なお、千葉県によると勝浦ホテル三日月では帰国者たちが滞在中、ほかの宿泊客は受け入れておらず、予約があれば他の宿泊施設を紹介しているとのことです。

台風19号発生時にも、対応力で称賛を集めたホテル三日月

過去には、2019年に発生した台風15号と台風19号の甚大な被害を受け、大浴場の無料開放を行っていた勝浦ホテル三日月。

今回の帰国者たちの受け入れを受け、世間からは勝浦ホテル三日月の社会貢献に対する姿勢に、称賛の声が寄せられています。

・決して簡単な決断ではなかったと思う。落ち着いたら、勝浦ホテル三日月に泊まります!

・誰かが困っている時、こうして手を差し伸べられるのはすごいと思う。

・台風の時もですが、勝浦ホテル三日月には頭が下がる。

なお、予定を上回る人数が来たため受入当初は部屋の数が足りず相部屋となるなどトラブルもありました。

しかしその後、政府は滞在者の一部を東京都府中市にある『警察大学校』に移すことを発表。1月30日時点で、移動を希望した2人は警察大学校に移送済みとのことです。

新型コロナウイルスの感染拡大に不安が広がる中、いち早く支援を申し出た勝浦ホテル三日月。コメントにもあるように、受け入れ先を申し出るまでの決断は容易なことではなかったはずです。

1日も早い事態の収束、そして感染した人々の回復が望まれます。


[文・構成/grape編集部]

出典
産経ニュース

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