一般人の考える『外出自粛』に医師が愕然 注意喚起に「知らなかった」「広まってほしい」
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- 出典
- @29Qsensei
2020年4月18日現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、全国で非常事態宣言が発令されています。
感染を防ぐため、不要不急の外出を避けている人は多いことでしょう。
一般人と医療従事者が考える『外出自粛』の認識のズレ
そんな中、ネットでは医療従事者から「危機感の薄すぎる人が多い」という指摘も。
一般人と医療従事者の考える『外出自粛』の認識があまりにも異なっているため、皮膚科で医師をしている肉球せんせい(@29Qsensei)さんはがく然としてしまったといいます。
注意喚起の意味合いも兼ねて、医療従事者が考える『外出自粛』についてイラストで描き、Twitterに投稿しました。
※ここでいう『免疫量の1番高い人』は、持病やその時の体調を含めてもっとも元気な人という意味。
報道や政府の呼びかける『外出自粛』が具体的ではないと感じ、こうして注意喚起をすることにしたという投稿者さん。
「室外なら大丈夫でしょう」「少人数で会うくらいは問題ないはず」といった世間の声に対し、苦言を呈しました。
投稿者さんによると、遊具の使用について日本の小児科学会はその都度手洗いをしっかりして顔を触らないようにするなど、感染対策をしっかりと行うのであれば可能としているとのこと。
しかし現在の日本では外出自粛が徹底されておらず、公園に集まる人を目にします。投稿者さんは、感染対策がきちんとできているとはいえない現状に不安を感じているそうです。
現に欧米諸国では遊具が使用禁止になっているのだとか。遊具の使用はリスクが高まることを理解した上で自衛を行うよう、投稿者さんは呼びかけています。
【ネットの声】
・まさにこれ!もっと自粛の意味を考えてほしい!具体的な指針がないのも原因ですね。
・すごく分かりやすいです!こういう具体例を挙げた上で、テレビでも放送してほしいな。
・とりあえず、家族総出で買い物に来るのは控えてほしい…。よくそういう家族を見かけます。
また、医療従事者からは「本当に認識のズレを感じる」「病院でもできるだけ気を付けてほしい」といった声が寄せられました。
自粛は大切な人や知らない誰かの命を守ることにつながります。今一度、自分の生活を見直したいですね。
[文・構成/grape編集部]