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1つ『40万円』のサプリ!? 怪しいと思って、販売所を除いてみると…?

By - grape編集部  公開:  更新:

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仕事や、日常についての漫画を描いている、えりた(@erita_enikki )さん。

えりたさんは、さまざまな企業の求人広告を作る会社で営業として働いています。

企業からの依頼を受け「どのような会社なのか、何を販売している会社なのか」を聞き出し、求人広告を作り掲載するという仕事です。

また、依頼をしてきた企業の話を聞き『求人広告を作成していい会社かどうか』を見極めることも、仕事の1つなのだとか。

もしも、詐欺を行うような怪しい会社の求人広告を作成してしまっては、えりたさんの務める広告会社の信用も疑われてしまいます。

1つ40万円のサプリ…?怪しすぎる企業

ある日、えりたさんの元に、とある企業から「求人広告を作成してほしい」という依頼が来ました。

えりたさんは早速、その企業がどんな会社なのかヒアリングしに訪れたのですが…。

求人広告を載せたい『ぷっぷく販売』という名の企業は、健康グッズを販売する会社でした。

求人の内容は、販売員としての経験がなくても正社員として働けて、月給は23万円という好条件。

しかし、販売している商品について聞いてみると、サプリが1つで40万円と高額だったのです!

あまりにも高額な商品に不信感を抱きましたが、「大手求人広告会社でも掲載してもらった実績がある」という点を加味し、ひとまず、えりたさんの会社でも求人を掲載することになりました。

しかし、その後…。

『ぷっぷく販売』はSF商法という、違法な商売を行っている会社だったということが後日発覚したのでした。

ちなみに、SF商法の注意喚起を行っている群馬県邑楽郡大泉町のウェブサイトにはこのように記載されいます。

消費生活センターでは、SF商法(催眠商法)と思われる相談が多数寄せられています。

SF商法とは

無料や安価に日用品を販売する内容の折り込みチラシなどで広告し、人を集めます。

締め切った会場において、販売員が巧みな話術で場を盛り上げながら「ハイ、ハイ」と手を上げさせるなどして、ただ同然で日用品などを配ります。

期間限定の販売会に通い続ける消費者とは信頼関係を築きながら、冷静な判断ができない高揚した雰囲気の中で売りつけるため催眠商法とも呼ばれています。

契約当事者の約8割が70歳以上であり、健康について関心が高い年齢層をターゲットにしています。

大泉町役場 ーより引用

一連の出来事に、えりたさんは怪しいなと感じた時点で、すぐに上司に相談すべきだったと語りました。

私たちの日常の中でも、詐欺の被害に遭う人はいます。

少しでも怪しいと感じたら、周囲の人に相談してみることが大事なのでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@erita_enikki大泉町役場

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