飲食店の『殺意の濃すぎる貼り紙』が話題に 「強い意思を感じる」「必死さがすごい」
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傘を盗もうとする心理に一言 大学の張り紙に「笑った」「確かに効く」【笑える貼り紙4選】傘立てにある他人の傘を無断で使うと、場合によっては犯罪となります。とある大学には、生徒による傘の盗難を防ぐための張り紙が貼られていますが、その張り紙には恐れ多い『ある人物の名前』が書いてあったのです。

「図書館で走っていいのは…」 続く5文字に「思わず吹き出した」「天才の仕業だ…」起業家の、やまだくにあき(@kun1aki)さんは、あるフリースクールの図書館で、素敵な貼り紙を見つけたとして、SNSに投稿しました。 その図書館では、ある人物に限り走ることが許されているようで…。
- 出典
- @yamoto
地球には人間だけでなく、数多くの生き物が暮らしています。古来から共存してきた人間と動物ですが、時にはうまくいかないことも。
畑を荒らしたり、人間や家畜を襲ったりする野生の動物は人間社会で『害獣』とみなされ、命を奪わざるを得ない場合もあるのです。
日本では野生のクマやイノシシ、サル、アライグマなどによる被害が山間部を中心に相次いでいます。
強すぎるミカンスイーツの貼り紙が話題に
2020年9月13日、あまりにもパンチの強すぎる貼り紙を目にしたという、@yamotoさん。
貼り紙を「殺意が濃い」と表現し、写真をTwitterに投稿したところ、その内容に大きな反響が上がりました。
つづられているのは、ミカンスイーツの宣伝。一見かわいらしい手書きの貼り紙ですが、よく見てみると…。
『イノシシから守り抜いたミカンジュレ』
『イノシシから守り抜いたミカンクラッシュアイス』
農家の必死さが伝わってくる…!
この写真が撮影された店は、愛媛県今治市に拠点を置く『しまなみイノシシ活用隊』の飲食店『DAISHIN』。
同活動隊は害獣による農作物の被害について、「作物を食い荒らしに来たイノシシを食材や革製品として社会に提供し、地域の農業被害を超える価値を生み出す」という考えの元活動をしています。
愛媛県の名産品であり、多くの農家が育てているミカンを守ると同時に、イノシシの命を奪うだけでなく活用することで『命の価値』を見出しているのです。
インパクト抜群の貼り紙はネットで話題になり、多くの人からコメントが寄せられました。
・イノシシは作物の被害が大きいから仕方ないね…。イノシシの肉はおいしい。
・すごい。イノシシを絶対に許さないという強い意思を感じる。
・「守り抜いた」がまさに命を懸けた戦いなので、重みがありますね…。
『DAISHIN』ではミカンスイーツのほか、イノシシ肉の料理も提供しています。投稿者さんによると、イノシシ肉を使った料理はとてもおいしかったのだそうです。
賢く、強い力を持つイノシシから必死に守り抜かれたミカンも、絶品だったことでしょう…!
[文・構成/grape編集部]