飲食店の『殺意の濃すぎる貼り紙』が話題に 「強い意思を感じる」「必死さがすごい」
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
玉子焼きを作った男性 完成した形が…「笑いました」「もうそれにしか見えない」ある日、まっこい(@makkoi_official)さんは、家で玉子焼きを作ったそうです。 完成した玉子焼きの写真をXに投稿したところ、なんと20万件以上の『いいね』が付き、多くの注目を集めることになりました。
- 出典
- @yamoto
地球には人間だけでなく、数多くの生き物が暮らしています。古来から共存してきた人間と動物ですが、時にはうまくいかないことも。
畑を荒らしたり、人間や家畜を襲ったりする野生の動物は人間社会で『害獣』とみなされ、命を奪わざるを得ない場合もあるのです。
日本では野生のクマやイノシシ、サル、アライグマなどによる被害が山間部を中心に相次いでいます。
強すぎるミカンスイーツの貼り紙が話題に
2020年9月13日、あまりにもパンチの強すぎる貼り紙を目にしたという、@yamotoさん。
貼り紙を「殺意が濃い」と表現し、写真をTwitterに投稿したところ、その内容に大きな反響が上がりました。
つづられているのは、ミカンスイーツの宣伝。一見かわいらしい手書きの貼り紙ですが、よく見てみると…。
『イノシシから守り抜いたミカンジュレ』
『イノシシから守り抜いたミカンクラッシュアイス』
農家の必死さが伝わってくる…!
この写真が撮影された店は、愛媛県今治市に拠点を置く『しまなみイノシシ活用隊』の飲食店『DAISHIN』。
同活動隊は害獣による農作物の被害について、「作物を食い荒らしに来たイノシシを食材や革製品として社会に提供し、地域の農業被害を超える価値を生み出す」という考えの元活動をしています。
愛媛県の名産品であり、多くの農家が育てているミカンを守ると同時に、イノシシの命を奪うだけでなく活用することで『命の価値』を見出しているのです。
インパクト抜群の貼り紙はネットで話題になり、多くの人からコメントが寄せられました。
・イノシシは作物の被害が大きいから仕方ないね…。イノシシの肉はおいしい。
・すごい。イノシシを絶対に許さないという強い意思を感じる。
・「守り抜いた」がまさに命を懸けた戦いなので、重みがありますね…。
『DAISHIN』ではミカンスイーツのほか、イノシシ肉の料理も提供しています。投稿者さんによると、イノシシ肉を使った料理はとてもおいしかったのだそうです。
賢く、強い力を持つイノシシから必死に守り抜かれたミカンも、絶品だったことでしょう…!
[文・構成/grape編集部]