毎日野良犬に食事をあげていた女性 その犬が信頼して見せてくれたのは…?
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
ブラジルでカフェを経営しているドゥルシ・バルボサさんは犬が大好き。
そんなドゥルシさんのカフェには毎日彼女に会いに来る『常連客』がいます。
お客さんの名前は『デネレス』。デネレスはもう長くドゥルシさんのカフェに通い続けている野良犬なのです。
優しいドゥルシさんのことをデネレスは信頼し、すっかり親友同士のような関係になっているといいます。
ところが新型コロナウイルス感染症のまん延によって、ドゥルシさんのカフェは一時的に営業ができなくなります。
ウェブメディア『The Dodo』によると、彼女の家にはすでに3匹の犬がいるため、デネレスを飼うことはできないのだそう。
そのためドゥルシさんはカフェを閉めている期間も毎日デネレスのために店に行き、ごはんを置いてあげていました。
ロックダウン中にママになっていた野良犬
2020年9月、ついにドゥルシさんはカフェの営業を再開しました。
久しぶりにオープンした店にさっそく来店したデネレスを見て、ドゥルシさんは彼女が授乳中だということに気が付きます。
デネレスはロックダウン中に出産して母親になっていたのです。
ある朝、ドゥルシさんはカフェにやってきたデネレスについて行くことにします。
するとデネレスも「ついてきて。こっちよ」というように、ドゥルシさんを誘導してくれたのだとか。
そして辿り着いた場所で彼女を出迎えてくれたのは…!
次から次へと出てくる元気いっぱいの子犬たち。ドゥルシさんがママの友達だと分かっているようですね。
ドゥルシさんは子犬たちが安全な場所で育っていけるように、里親を募集することにしました。
すでに何匹かの子犬は里親に引き取られましたがまだ数匹残っているため、全員に家族が決まるまでは彼女が世話を続けるということです。
デネレスの表情を見ると、彼女がどんなにドゥルシさんが好きかが伝わってきますね。
ドゥルシさんは子犬たち全員に里親が決まったら、デネレスの生活環境を解決するつもりだといいます。
ドゥルシさんが暮らす地域では野良犬はとても多いのだそう。
彼女1人ですべての犬を救うことはできなくても、せめてデネレスと子犬たちには『家』と呼べる場所を見つけてあげたいと願っているそうです。
子犬たちはもちろん、デネレスにも優しい家族ができるといいですね。
[文・構成/grape編集部]