梅沢富美男、菅首相の「生活保護」発言に激怒 「よくぞ言った」「スカッとした」
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- 出典
- バラいろダンディ
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2021年1月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が感染拡大して、もうじき1年が経とうとしています。
感染拡大を防ぐため国民は外出を自粛せざるを得ない状況になり、外食産業や旅行事業を中心に日本経済は大きな打撃を受けました。
経済が傾くというのは、多くの人が職を失うことにつながります。政府は2020年4月の緊急事態宣言の際、経済回復や支援を目的として国民1人あたりに10万円を支給しました。
菅首相の「最終的には生活保護」発言に、梅沢富美男が怒り
2021年1月27日に行われた参院予算委員会で、菅義偉総理大臣は特別定額給付金について、二度目の支給は検討していないことを発表。
1月現在、感染者数の多い地域を対象に緊急事態宣言が発令されています。飲食店は時短営業も要請されているため、経営者からは悲鳴が上がっている状況です。
生活困窮者の対策について意見を求められ、菅総理は「政府には、最終的に生活保護という仕組みもある。しっかりとセーフティーネットを作っていくことが大事」と発言。
菅総理の発言に対し、ネットからは「生活保護は生きるための最後の砦(とりで)だ」「簡単に申請が通るものではない」といった批判する声が殺到しました。
梅沢富美男「国民をなんだと思ってんだ」
同月28日に放送された情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX系)では、問題視されている菅総理の発言について特集。
コメンテーターとして出演している俳優の梅沢富美男さんは、菅総理の発言について怒りをあらわにしました。
呆れの感情からか、苦笑しながら強い言葉で菅総理の発言を批判した、梅沢さん。
「困窮する人が続出している状況で『10万円は出しません』だなんて、よくいえたな」と、正直な気持ちを明かしました。
先述したように、コロナウイルスの感染拡大によって多くの人が生活苦を強いられています。生活は苦しいものの、生活保護の申請は通りづらい今、人を救う政策が求められているといえるでしょう。
梅沢さんの発言はネットで拡散され、多くの人からいろいろな意見が上がっています。
・政治家の人たちは、役所に行けば簡単に生活保護を受けられるとでも思っているのだろうか。
・梅沢さん、よくぞいってくれました。貧困を広げないようにする政策をしてほしい。
・失業率を上げないように工夫するのか政治家の仕事のはず。梅沢さんの言葉に同意です。
生活保護は条件を満たしていれば誰でも受給することができます。しかし収入が最低生活費以下であっても、家や車といった価値のある資産を所持していると申請が通らない場合もあるのです。
菅総理が「最終的に」と前置きをしたのは、そういった事情もくみ取った上でしょう。とはいえ、生活保護を受けざるを得ない状況の人が増えるまで支援がないというのは、不安を感じてしまいます。
暗いトンネルをいつ抜けることができるかが分からない、コロナ禍での生活。1人でも多くの人を救う政策を、国民は求めています。
[文・構成/grape編集部]