ダイヤモンド・プリンセスの乗客が船員に『嫌がらせ』 内容に感動で言葉を失う
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- 出典
- @daxa_tw
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世界中で新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染が広まっていることを受け、2020年2月5日から横浜港で隔離状態に入っていた大型客船『ダイヤモンド・プリンセス』。
同月19日からは、感染が確認されなかった乗客の下船が始まりました。
船内での対応について批判も目立つ中、ダイヤモンド・プリンセス船内で隔離期間を過ごし、21日に下船した乗客の1人のツイートに、多くの人々がハッとさせられています。
乗客が残した『最後の嫌がらせ』
客室係に最後の嫌がらせを残して帰ります。
そうコメントを付けて画像を投稿した、乗客の1人である、だぁ(@daxa_tw)さん。画像には、投稿者さんが客室乗務員に残した『嫌がらせ』が写し出されていました。
机の前にきれいに並べられた、色とりどりの折り鶴に赤いバラの花…投稿者さんが残したのは、あまりにも優しい『嫌がらせ』でした。
また、投稿者さんはこうも続けます。
1か月間、毎日お世話をしてもらいました。感謝しかない。もし彼女(客室乗務員)に会うことがあったら、露骨にひいきしてあげてください。私の恩人です。
投稿者さんの『最後の嫌がらせ』は、厳しい日々が続く船内で過ごす客室乗務員に、笑顔をもたらしたことでしょう。
そして、鶴に託した投稿者さんの感謝の思いは、きっと客室乗務員に伝わっているはずです。
【ネットの声】
・千羽鶴に匹敵しますね。その客室乗務員さんも、早く下船出来ますように。
・意地悪すぎて、なぜだか涙が…。最高の嫌がらせですね。
・確かに、その客室乗務員は鶴を捨てられなくて、困りそうだ。
感染拡大が広がる中、船内での対応にさまざまな批判が上がっていたのも事実です。
しかし、何百人もの乗客の命と生活を守ろうと尽力してきた船員たちの存在を忘れてはいけません。
投稿者さんの『最後の嫌がらせ』は、そんな船員たちの存在と彼らの働きの大切さに気付かせてくれるものでした。
[文・構成/grape編集部]