ピザの温め直しで1番おいしい方法は『オーブン』『レンジ』『フライパン』のどれ? By - grape編集部 公開:2021-03-15 更新:2021-05-24 ピザ温め方 Share Post LINE はてな コメント ピザ、ラーメン、揚げ物…基本的に料理は出来立てを食べるのがおいしいものです。 ただ、ピザなどの大きな物は食べきれないで残してしまうこともあります。 冷蔵庫で保存していたピザを、次の日に電子レンジで温めて食べるものの、出来立てのおいしさにかなうわけもなく悲しい気持ちに…。 そこで、冷めたピザの温め直しで1番おいしい方法を調査! 一般的な『オーブンレンジ(以下、オーブン)』や『電子レンジ(以下、レンジ)』、以前ネットで話題になった『フライパン』を使った方法、さらにガスレンジの『グリル』を使う4種類で試してみました。 果たして、1番おいしいピザの温め直し方法は…! 目次 1. ピザを温め直すならオーブン、レンジ、フライパン、グリルのどれがいい?1.1. ピザの温め直し:レンジ1.2. ピザの温め直し:オーブン1.3. ピザの温め直し:フライパン1.4. ピザの温め直し:グリル1.5. ピザの温め直し:1番おいしい方法は? ピザを温め直すならオーブン、レンジ、フライパン、グリルのどれがいい? ピザをおいしく温め直すなら、1番いいのはピザ店と同じ窯を使うことでしょう。とはいえ、一般家庭にそんな調理器具はありません。。 一般家庭でも比較的そろっていそうな調理器具で、ピザをおいしく温め直せないかを実験してみました。 なお、ピザは箱に入ったまま冷蔵庫に入れると乾燥してしまいそうだったので、ラップでくるんで保存したものを使っています。 ピザの温め直し:レンジ 多くの人が行っているであろう、レンジでの温め。今まで筆者も、この方法でピザを温めていました。 やり方も皿にピザを乗せたら、600wで30秒ほど温めるだけと、今回ご紹介する方法の中でも1番簡単です。 温め直したピザがこちら。 湯気も立っており、見た目はおいしそうに見えますが…手に持つと生地が柔らかくなりすぎており、ヘニョっと曲がってしまいます。 生地の水分が蒸発しているのでしょうか、皿に少し水が付いていました。 食べてみると、全体的に温かくはなっていますが、食感は出来立てとは程遠いもの…。 やはりピザの温め直しにレンジは向かないようです。利点を挙げるとすれば、用意が簡単で30秒ですぐにできるところでしょう。 レンジでの温め直し方 ・皿にピザを乗せたら600wで30秒温める。 ピザの温め直し:オーブン 筆者の家のレンジにはオーブン機能があるので、こちらも挑戦。 まず、天板にアルミホイルを敷き、オーブンを200度に温めておきます。 用意ができたら冷えたピザを入れて、5分間温めましょう。 そして、でき上ったピザがこちらです! チーズは柔らかくとろけていますが、レンジのように生地が柔らかくなりすぎているということはありません。 上に乗っている具材が多かったので、ちゃんと温まるのかと心配でしたが、全体的にしっかりと温まっていました。 生地はふんわりと柔らかさがあり、モチモチとした食感も残っています。耳の部分が若干硬くなっていましたが、特に気になるほどではありません。 温め直すまでに時間がかかるのが難点ですが、かなり出来立ての状態に近づけることができました。 今回、実験はしていませんがオーブントースターでも同じようにできるでしょう。 オーブンでの温め直し方 ・オーブンの天板にアルミホイルを敷く。 ・オーブン内を200度に温めておく。 ・アルミホイルの上にピザを乗せたら、5分間温める。 ピザの温め直し:フライパン 「ピザを温め直すのにフライパンを使うの?」と疑問に思う人も多いでしょう。 以前、ニューヨークの人気ピザ店『Roberta’s(ロベルタ)』が推奨しネットで話題になったのが、このフライパンを使った温め直し方なんです。 筆者も知ってはいたのですが、試すのは今回が初めて…うまくできるでしょうか。 まず、フライパンを弱中火で温めておきます。この時、油は必要ありません。 フライパンが温まったら、ピザを乗せてそのまま2分ほど生地の裏側がカリカリになるまで焼きます。 次に火を弱火にして水を2滴フライパンに落とし、すぐにフタをしましょう。この時に、水が直接ピザに当たらないように気を付けてください。 そのまま1分ほど加熱をすれば完成です。 さて、そのお味はというと…う、うまい! ピザの裏側の生地がカリカリとクリスピーのような食感になっていますが、耳やほかの部分はふんわりと柔らかくなっています。 全体的に適度に温められており、チーズもちょうどよい感じ。これは試す価値ありです! ただ、難点としてはまとめて何枚も温めるのが難しいということと、生地の裏側がカリカリになるので好みが分かれることでしょう。 フライパンでの温め直し方 ・油を敷かずにフライパンを中弱火で温める。 ・ピザをそのままフライパンに乗せて、裏がカリカリになるように約2分焼く。 ・弱火にして水を2滴フライパンに落とす。ピザにかからないように注意。 ・すぐにフタをして1分ほど温めたら完成。 ピザの温め直し:グリル 最後のピザの温め直し方は、ガスレンジについているグリルを使う方法です。 魚を焼くだけでなく、パンを焼くのにも使われることもあるので、うまくピザを温め直すことができるかもしれません。 通常グリルは、底に水を入れて使いますが、今回はフライパンの時と同じように少量の水を足すにとどめました。 その後、網にアルミホイルをかぶせて、弱火でグリル内を少し温めます。グリルが温まったら、ピザを入れて5分ほど温めたら完成です。 食べてみると、フライパンやオーブンと比べて生地のモチモチ感が若干落ちているように思えます。 ピザの入れ方次第ではありますが、火に近かった生地のあたりは少し硬くなっていました。 レンジと比べればおいしく温め直しができていますが、今一歩足りないといった印象です。また、魚のにおいが付いてしまうこともあるかもしれません。 グリルでの温め直し方 ・グリルの底に小さじ1杯程度の水を入れる。 ・網の上にアルミホイルを敷いて、弱火でグリル内を少し温める。 ・グリルが温まったらピザを入れ、弱火のまま5分温める。 ピザの温め直し:1番おいしい方法は? レンジ、オーブン、フライパン、グリルと4つの方法でピザを温め直してみました。 筆者個人の好みでいえば、フライパンで温め直す方法が1番。カリカリとクリスピーのような食感と、モチモチの生地を同時に味わえるのが高ポイントです。 ただ、もともとのピザに近づけるという意味では、オーブンで温め直したピザが1番といえるでしょう。また、まとめて温めるなど、手軽さでもオーブンのほうが上です。 筆者的には、ピザのおいしい温め直し方を聞かれたら、こちらの2つを薦めたいと思います。 とはいえ、フライパンでの温め直しは一度は経験してほしいところ…やったことがない人はぜひ試してみてください! ピザ以外にも温め方でおいしさの変わる食べ物はたくさんあります。 こちらの記事では公式の方法をご紹介していますので、参考にしてみてください。 ケンタッキーの温め方でレンジやトースター、フライパンのどれを使うのが正解? 丸亀製麺の天ぷらで『ランキング』 一番おいしいのは? 温め方でもひと工夫すると [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
ピザ、ラーメン、揚げ物…基本的に料理は出来立てを食べるのがおいしいものです。
ただ、ピザなどの大きな物は食べきれないで残してしまうこともあります。
冷蔵庫で保存していたピザを、次の日に電子レンジで温めて食べるものの、出来立てのおいしさにかなうわけもなく悲しい気持ちに…。
そこで、冷めたピザの温め直しで1番おいしい方法を調査!
一般的な『オーブンレンジ(以下、オーブン)』や『電子レンジ(以下、レンジ)』、以前ネットで話題になった『フライパン』を使った方法、さらにガスレンジの『グリル』を使う4種類で試してみました。
果たして、1番おいしいピザの温め直し方法は…!
ピザを温め直すならオーブン、レンジ、フライパン、グリルのどれがいい?
ピザをおいしく温め直すなら、1番いいのはピザ店と同じ窯を使うことでしょう。とはいえ、一般家庭にそんな調理器具はありません。。
一般家庭でも比較的そろっていそうな調理器具で、ピザをおいしく温め直せないかを実験してみました。
なお、ピザは箱に入ったまま冷蔵庫に入れると乾燥してしまいそうだったので、ラップでくるんで保存したものを使っています。
ピザの温め直し:レンジ
多くの人が行っているであろう、レンジでの温め。今まで筆者も、この方法でピザを温めていました。
やり方も皿にピザを乗せたら、600wで30秒ほど温めるだけと、今回ご紹介する方法の中でも1番簡単です。
温め直したピザがこちら。
湯気も立っており、見た目はおいしそうに見えますが…手に持つと生地が柔らかくなりすぎており、ヘニョっと曲がってしまいます。
生地の水分が蒸発しているのでしょうか、皿に少し水が付いていました。
食べてみると、全体的に温かくはなっていますが、食感は出来立てとは程遠いもの…。
やはりピザの温め直しにレンジは向かないようです。利点を挙げるとすれば、用意が簡単で30秒ですぐにできるところでしょう。
レンジでの温め直し方
・皿にピザを乗せたら600wで30秒温める。
ピザの温め直し:オーブン
筆者の家のレンジにはオーブン機能があるので、こちらも挑戦。
まず、天板にアルミホイルを敷き、オーブンを200度に温めておきます。
用意ができたら冷えたピザを入れて、5分間温めましょう。
そして、でき上ったピザがこちらです!
チーズは柔らかくとろけていますが、レンジのように生地が柔らかくなりすぎているということはありません。
上に乗っている具材が多かったので、ちゃんと温まるのかと心配でしたが、全体的にしっかりと温まっていました。
生地はふんわりと柔らかさがあり、モチモチとした食感も残っています。耳の部分が若干硬くなっていましたが、特に気になるほどではありません。
温め直すまでに時間がかかるのが難点ですが、かなり出来立ての状態に近づけることができました。
今回、実験はしていませんがオーブントースターでも同じようにできるでしょう。
オーブンでの温め直し方
・オーブンの天板にアルミホイルを敷く。
・オーブン内を200度に温めておく。
・アルミホイルの上にピザを乗せたら、5分間温める。
ピザの温め直し:フライパン
「ピザを温め直すのにフライパンを使うの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
以前、ニューヨークの人気ピザ店『Roberta’s(ロベルタ)』が推奨しネットで話題になったのが、このフライパンを使った温め直し方なんです。
筆者も知ってはいたのですが、試すのは今回が初めて…うまくできるでしょうか。
まず、フライパンを弱中火で温めておきます。この時、油は必要ありません。
フライパンが温まったら、ピザを乗せてそのまま2分ほど生地の裏側がカリカリになるまで焼きます。
次に火を弱火にして水を2滴フライパンに落とし、すぐにフタをしましょう。この時に、水が直接ピザに当たらないように気を付けてください。
そのまま1分ほど加熱をすれば完成です。
さて、そのお味はというと…う、うまい!
ピザの裏側の生地がカリカリとクリスピーのような食感になっていますが、耳やほかの部分はふんわりと柔らかくなっています。
全体的に適度に温められており、チーズもちょうどよい感じ。これは試す価値ありです!
ただ、難点としてはまとめて何枚も温めるのが難しいということと、生地の裏側がカリカリになるので好みが分かれることでしょう。
フライパンでの温め直し方
・油を敷かずにフライパンを中弱火で温める。
・ピザをそのままフライパンに乗せて、裏がカリカリになるように約2分焼く。
・弱火にして水を2滴フライパンに落とす。ピザにかからないように注意。
・すぐにフタをして1分ほど温めたら完成。
ピザの温め直し:グリル
最後のピザの温め直し方は、ガスレンジについているグリルを使う方法です。
魚を焼くだけでなく、パンを焼くのにも使われることもあるので、うまくピザを温め直すことができるかもしれません。
通常グリルは、底に水を入れて使いますが、今回はフライパンの時と同じように少量の水を足すにとどめました。
その後、網にアルミホイルをかぶせて、弱火でグリル内を少し温めます。グリルが温まったら、ピザを入れて5分ほど温めたら完成です。
食べてみると、フライパンやオーブンと比べて生地のモチモチ感が若干落ちているように思えます。
ピザの入れ方次第ではありますが、火に近かった生地のあたりは少し硬くなっていました。
レンジと比べればおいしく温め直しができていますが、今一歩足りないといった印象です。また、魚のにおいが付いてしまうこともあるかもしれません。
グリルでの温め直し方
・グリルの底に小さじ1杯程度の水を入れる。
・網の上にアルミホイルを敷いて、弱火でグリル内を少し温める。
・グリルが温まったらピザを入れ、弱火のまま5分温める。
ピザの温め直し:1番おいしい方法は?
レンジ、オーブン、フライパン、グリルと4つの方法でピザを温め直してみました。
筆者個人の好みでいえば、フライパンで温め直す方法が1番。カリカリとクリスピーのような食感と、モチモチの生地を同時に味わえるのが高ポイントです。
ただ、もともとのピザに近づけるという意味では、オーブンで温め直したピザが1番といえるでしょう。また、まとめて温めるなど、手軽さでもオーブンのほうが上です。
筆者的には、ピザのおいしい温め直し方を聞かれたら、こちらの2つを薦めたいと思います。
とはいえ、フライパンでの温め直しは一度は経験してほしいところ…やったことがない人はぜひ試してみてください!
ピザ以外にも温め方でおいしさの変わる食べ物はたくさんあります。
こちらの記事では公式の方法をご紹介していますので、参考にしてみてください。
ケンタッキーの温め方でレンジやトースター、フライパンのどれを使うのが正解?
丸亀製麺の天ぷらで『ランキング』 一番おいしいのは? 温め方でもひと工夫すると
[文・構成/grape編集部]