加湿か乾燥か『固まった砂糖の戻し方』は種類によって違った メーカー解説
公開: 更新:

※写真はイメージ
Googleで優先するメディアとして追加
grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!

キムチの風味&食感を長持ちさせる保存法 メーカーに冷凍についても聞いた食べきれないキムチは冷凍できる?キムチメーカーの大象ジャパンに正しい保存法を取材。冷凍の可否や食感を損なわない小分け保存のコツ、解凍後の活用レシピ、美味しさを保つ低温冷蔵のポイントを解説します。

夏場に常温で置いた醤油、食べても大丈夫? キッコーマンに聞く正しい保存法夏場に常温放置した醤油はそのまま使って大丈夫?キッコーマンに聞いた開栓後の正しい保存方法と、容器ごとの使い切る目安を解説します。ペットボトルと密封ボトルの違いや、使用を避けるべき醤油の状態まで詳しく紹介。
- 協力
- 日本甜菜製糖株式会社






料理をしようと砂糖の容器を開けたら、中身がカチカチに固まっていたことはありませんか。
固まった砂糖は、種類によって原因が異なるため、適した戻し方もそれぞれ違います。
特に上白糖とグラニュー糖では、固まる仕組みに違いがあり、対処法を間違えるとかえって状態が悪くなることもあります。
そこで、種類別の原因や戻し方、保存のコツについて、日本甜菜製糖株式会社(以下、日本甜菜製糖)に聞きました。
固まる原因は砂糖の種類で異なる
上白糖は乾燥すると、表面の糖液に含まれる水分が蒸発し、溶けていた砂糖が小さな結晶となって隣り合う粒をつなぐことで、塊になります。
※写真はイメージ
一方、もともとの水分が少ないグラニュー糖は、湿度が高い場所で表面に水分を吸収し、その後空気が乾燥すると、表面に溶けた砂糖が再び結晶化して固まる仕組みです。
上白糖は少量の水分でほぐす
固まった上白糖は、少量の水分を間接的に与えるとほぐしやすくなります。
日本甜菜製糖が推奨するのは、水で濡らしてしぼったキッチンペーパーを砂糖が入った容器の蓋に貼り、密閉する方法です。
そのまま数時間置き、砂糖がほぐれたらキッチンペーパーを取り出してください。
※写真はイメージ
砂糖に直接水分を加える場合は、霧吹きを使って少量ずつ水を吹きかけましょう。一度にたくさんの水をかけると砂糖が溶ける場合があるため、かけすぎは禁物です。
※写真はイメージ
また、固まった上白糖とパンを、同じ密閉容器に一晩入れる方法もあります。パンの水分が砂糖へ移り、翌日にはほぐれやすくなるそうです。
グラニュー糖には水分を加えない
グラニュー糖が固まった場合は、上白糖向けの加湿法を使わず乾燥させる必要があります。
なお、キッチンペーパー、パン、霧吹きなどで水分を加える方法は、グラニュー糖には適していません。
袋や商品表示で砂糖の種類を確認し、それぞれに合った方法で対処しましょう。
密閉・温度と湿度の変化を避ける
砂糖が固まるのを防ぐには、密閉性の高い容器を使用し、温度と湿度の変化が少ない場所で常温保存するのが基本です。
上白糖を保存する際は、乾燥しやすい冷蔵庫や環境が変化しやすい水回り、コンロ周辺は避けてください。
これに対し、グラニュー糖は冷蔵庫でも保管できますが、におい移りには注意が必要です。
砂糖を使った後はしっかりと蓋を閉め、密閉状態を保ちましょう。
※写真はイメージ
固まった砂糖を戻す際は、上白糖かグラニュー糖かを確認することが大切です。
上白糖には少量の水分を加え、グラニュー糖には水分を加えないことが、元の状態に戻すコツといえます。
砂糖がほぐれた後は密閉容器へ入れ、温度と湿度の変化が少ない場所で保管してください。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeフード編集部]