カイロはもう使い捨てない! 『プロ』の再利用術に「そんな方法あったのか」
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運行前点検をするトラックドライバー エンジンルームにいたのは…「確認して良かった…」「本当に大事なこと」元トラックドライバーの経験を生かした、さまざまな漫画をXで公開している、ぞうむしプロ(@zoumushi_pro)さん。2026年1月5日に投稿した、『冬の運行前点検は大事』という作品が注目を集めました。

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冬の通勤や通学、外での作業などは、指先や身体が冷えてつらいですよね。
そんな寒さを和らげてくれるのが、使い捨てカイロです。
寒い時期は、袋や箱でまとめ買いしている人も多いのではないでしょうか。
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例えば、通勤などで月に20個のカイロを使った場合、3か月で合計60個になります。
使い終わったらそのままゴミ箱へ入れてしまいがちですが、実は少しもったいないかもしれません。
使い捨てカイロにはさまざまな再利用方法があるため、捨てずに活用することが可能です。
また、カイロの発熱は途中で止めることができます。
発熱時間を調節すれば、使う個数を減らすことにもつながるでしょう。
使い捨てカイロを再利用する方法とは
カイロの活用方法について、消費生活アドバイザーの丸山晴美さんにお話をうかがいました。
――使い捨てカイロはどのようなことに利用できるのですか。
使い捨てカイロの中身には、『バーミキュライト』と呼ばれる人工土が使われています。
そのほかにも、鉄粉や活性炭などがふくまれており、これらの成分の特性を生かすことで、再利用が可能です。
なかでも手軽なのが、活性炭の消臭効果を活用する方法です。
使用済みのカイロを、靴箱や下駄箱など、ニオイが気になる場所に置くだけで消臭剤として使えます。
靴箱や冷蔵庫の消臭剤として使う場合は、カイロの中身を小皿に出しティッシュを被せて爪楊枝でいくつか穴をあけたり、お茶パックなどに移して直接空気に触れる状態で利用したりするとよいでしょう。
バーミキュライト、鉄粉、活性炭には、いずれも除湿効果があります。
使用済みのカイロは、湿気がこもりやすいクローゼットや靴箱などで、除湿剤としても活用できますので覚えておくといいでしょう。
また、バーミキュライトは加熱処理によって作られ、ガーデニングでは土壌改良や種まきに使われています。
鉄粉は土に鉄分を補給する役割があり、活性炭もガーデニングで使用される素材です。
これらの特性から、カイロの中身は肥料として利用することも可能です。
ただし、ガーデニングに使う場合は注意が必要です。
事前に塩分を取り除く『塩抜き』を行ってから使用するようにしてください。
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――カイロの『塩抜き』はどのようにするのですか。
カイロの『塩抜き』は、身近な道具を使って簡単に行えます。
まず、コーヒードリッパーにコーヒーフィルターを2~3枚重ねてセットし、その中にカイロの中身を入れましょう。
次に、コップ1杯分(150~200cc)の水を、カイロの中身全体に行き渡るよう、ゆっくり注ぎます。水がすべて落ちたら、軽く水気を絞り、ガーデニングなどに利用してください。
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――カイロの発熱は途中で止められるのですか。
カイロは、袋を開封すると中身に含まれる鉄粉が酸素と反応し、酸化熱を発生させて温まる仕組みです。
そのため、空気に触れない状態に戻すと、発熱はいったん止まります。
朝の通勤や通学でカイロを使った後、しばらく不要な時間帯には、密封できるジップつきの袋などに入れておくのがおすすめです。
必要な時に、必要な時間だけ使うことで、ムダなく活用できます。
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使い捨てカイロは、消臭や除湿に役立つだけでなく、一手間加えることでガーデニングにも活用できます。
使い方を少し工夫すれば、冬の間をより快適に過ごせそうですね!
[文・取材/ことのは 構成/grape編集部]
取材協力 丸山晴美
ファイナンシャルプランナー(AFP) 消費生活アドバイザー
新潟県出身。22歳の時に節約に目覚め、1人暮らしをしながらも1年で200万円を貯め、26歳で住宅購入後、その経験を活かして節約アドバイザーとして独立。
食費や通信費、水道光熱費といった身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の資産運用などのアドバイスを各メディアを通して、執筆、監修、講演活動をしている。
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