夏に使った水着の寿命を延ばす『新常識』 メーカーが教える“正しい洗い方”は
公開: 更新:

画像提供:デサントジャパン株式会社
Googleで優先するメディアとして追加
grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!

夏に使った帽子、洗い方の『正解』が出た! プロが教える“正しい手入れ”は夏にかぶった帽子の正しい洗い方や手入れ法をクリーニングのプロが解説。洗濯表示の確認ポイントから、型崩れを防ぐやさしい押し洗いの手順、水洗いできない素材のケア方法、干し方のコツまで分かりやすく紹介します。

毎日使うまな板、ベストな漂白頻度は? メーカーに聞いたまな板の正しい除菌・お手入れ方法を解説!木製まな板の漂白剤の使い方や、洗う前にお湯をかけてはいけない理由など、dinosの情報を元に注意点をまとめました。適切な洗浄と乾燥でカビ・黒ずみを防ぎ、清潔に保ちましょう。






プールや海の帰り、濡れた水着をビニール袋に入れて口を縛り、そのまま持ち帰っていませんか。
つい「後で洗えばいい」と思いがちですが、この放置で水着の劣化が進む可能性があります。
では、タイムリミットは何時間なのでしょうか。
そこで、水着ブランド『アリーナ』を展開するデサントジャパン株式会社(以下、デサント)に聞きました。
袋に密閉、そのタイムリミットは?
デサントによると、何時間ならセーフという線引きはできないそうです。
水着の伸縮性を生む『ポリウレタン』は、塩素や熱、湿気にとても弱い素材。
濡れたまま袋を密閉すると中に熱がこもり、そこにプールの塩素が残っていると劣化が加速します。
画像提供:デサントジャパン株式会社
車のトランクなど、暑い場所に放置した場合は数時間でも大きなダメージに。
また、プールの塩素だけでなく、海水の塩分も要注意です。
塩分が結晶になって生地を傷つけたり、海水や砂の中の微生物がカビの原因になったりします。
さらに、日焼け止めの油分が原因で、変色や伸縮性の低下を招きやすいため注意しましょう。
そのため、時間で線引きするより、濡れたら放置しないと覚えておくのが正解といえます。
袋の中で進む『脆化(ぜいか)』と『色移り』
放置で進むのが、ポリウレタンがボロボロになる『脆化(ぜいか)』という現象です。
・生地の伸縮性がなくなってゆるむ。
・生地が伸びる胸や尻の部分が透ける。
茶色っぽい粉がポロポロ出てきたら、かなり傷んだサイン。生地の中のポリウレタンが切れて出た粉だそうです。
画像提供:デサントジャパン株式会社
さらに、濡れて熱がこもった状態でタオルに包んだままにしておくと、色移りの原因にもなります。
白や淡い色のタオルは、特に移りやすいでしょう。
長持ちのコツは『すぐ洗って陰干し』
水着の脆化対策はシンプルです。泳いだ後はその場で水道水ですすぎ、持ち帰ったらもう一度洗って、風通しのよい日陰で干すだけ。
ただし、水気を切るのに雑巾のようにギュッと絞るのは避けましょう。
これもポリウレタンのダメージにつながるため、タオルで押さえて水分を取ります。
画像提供:デサントジャパン株式会社
洗剤は普段のものでかまいませんが、漂白剤や柔軟剤は色落ちの原因になるため避けましょう。
手洗いがおすすめですが、洗濯機を使うなら一緒に洗う衣類のボタンやファスナーで傷まないようネットに入れると安心です。
乾燥機も生地を傷めるため、使わないのが正解でしょう。
買い替えのサインと、長持ちのコツ
フィット感がなくなってゆるく感じたり、透けてきそうになったりしたら、買い替えの目安。
ポリウレタンは保管中も少しずつ劣化するため、一度も着ていない水着でも数年でだめになってしまうこともあるそうです。
画像提供:デサントジャパン株式会社
久しぶりに着る時は、シーズン初めに試着して水着の状態をチェックしておきましょう。
水着は消耗品ですが、日頃の手入れで寿命は延ばせます。
泳いだ後はすぐ水で洗い、持ち帰ったらもう一度洗って陰干しを心がけましょう。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeライフハック編集部]