防虫剤は服の上、除湿剤は…? プロが教える『しまい洗い』と衣替えの方法
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取材協力株式会社UPBEAR 代表取締役
中谷駿志
無人古着屋『RELOOP STORE』の全国展開をはじめ、大阪市浪速区において人と人が心地よく繋がる『Cafe&Bar UPGREEN』などの飲食店運営も手掛ける。ファッションや食を通じて、日常に彩りとワクワクを届ける新しいライフスタイル・店舗体験の創出を目指しています。
LUIS FIELD
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2026年9月現在、涼しい日が増え、衣替えの季節がやってきました。
夏物を普段通りに洗濯して、そのままタンスやクローゼットにしまうと、黄ばみやニオイが発生することもあるといいます。
お気に入りの服は、来年も気持ちよく着たいもの。夏物をしまう前に、どのようなお手入れをすればよいのでしょうか。
洗濯で落としきれなかった汚れは、虫食いやカビの原因に
本記事では、夏物衣類の『しまい洗い』の方法について、無人古着店『RELOOP STORE』を全国展開する株式会社UPBEARの代表取締役・中谷駿志さんに話を聞きました。
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――なぜ衣替えの前に、『しまい洗い』をしたほうがよいのでしょうか。
普段の洗濯で落としきれなかった皮脂やタンパク質などの汚れは、保管中に酸素と反応し、少しずつ酸化して変色していきます。
その結果、衣類に黄ばみが生じたり、古い油のようなニオイが発生したりするのです。
また、繊維に残った汚れは、衣類を食べる害虫の栄養源になるほか、カビの原因にもなりかねません。こうしたトラブルから大切な衣類を守るためにも、衣替え前の『しまい洗い』が大切です。
自宅で『しまい洗い』を行うには
――自宅で簡単にできる『しまい洗い』の方法を教えてください。
『しまい洗い』には、『40~50℃程度のぬるま湯』と、『酸素系漂白剤』を使う方法がおすすめです。
ただし、衣類によって適した水温や使用できる漂白剤が異なるため、事前に洗濯表示を確認してください。
1.ぬるま湯を用意する
皮脂に含まれる油分は、40℃程度のぬるま湯を使うと落としやすくなります。
洗面器などに、手で触れて少し温かいと感じる温度のお湯を用意しましょう。
撮影:LUIS FIELD
2.酸素系漂白剤につけ置きする
洗濯表示で『酸素系漂白剤』が使える衣類の場合、ガンコな皮脂汚れを落とすのに非常に効果的です。
製品に記載された使用量を守ってぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、衣類を20~30分ほどつけ置きしましょう。
こうすることで酸素の泡が繊維の隙間に入り込み、通常の洗剤では落としきれない皮脂やタンパク質を分解してくれます。
なお、酸素系漂白剤を使用する場合は、手荒れを防ぐため、ゴム手袋を着用してくださいね。
撮影:LUIS FIELD
3.念入りにすすぎを行う
つけ置きが終わったら、衣類を洗濯機で洗い、すすぎを2回に設定。
繊維に洗剤や汚れが残っていると、変色やニオイの原因になることがあります。
すすぎを十分に行った後は、しっかりと脱水しましょう。
撮影:LUIS FIELD
洗濯後は干し方や収納方法も重要
『しまい洗い』をした衣類は、湿気が残らないよう、干し方や収納方法にも気を配る必要があるとのこと。
洗濯後の干し方や収納方法についても、中谷さんに教えてもらいました。
1.風通しのよい日陰でしっかり乾かす
一見乾いているように見えても、ゴム部分や縫い代などにわずかな水分が残っていると、収納後にカビが発生する原因になります。
風通しのよい日陰で、衣類の内側までしっかり乾かしてください。
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2.収納量は8割程度にとどめる
タンスや収納ケースに衣類を詰め込みすぎると、空気が流れにくくなり、湿気がこもってしまいます。
収納量は8割程度にとどめ、衣類の間に余裕を持たせましょう。
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3.防虫剤は衣類の上、除湿剤は下に置く
防虫剤の有効成分は空気より重いものが多いため、衣類の上に置くと、成分が全体に行き渡りやすくなります。
一方、除湿剤は収納ケースの底など、湿気がたまりやすい場所に置きましょう。いずれも、製品に記載された使用方法を守ることが大切です。
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お気に入りの1着を長く大切に
衣替えの前に一手間をかけることで、黄ばみやニオイ、虫食いなどを防ぎやすくなります。
お気に入りの服を来年も気持ちよく着られるよう、夏物を収納する前に『しまい洗い』を試してみてはいかがでしょうか。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grapeライフハック編集部]