子供が片づけられないのは『性格』のせいじゃない? 専門家が教える「3つのコツ」
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撮影:grape編集部
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毎日バタバタと忙しい夕暮れ時。リビングに散らかる、子供のオモチャやプリントを見て、「どうして片づけてくれないの」とため息をついたことはありませんか。
実は、子供が片づけられないのは、性格だけが原因ではないそうです。
そこで本記事では、毎日の負担を少しでも減らすための『片づけのコツ』について、暮らしブランディング™プロデューサーの中島理沙さんに話を聞きました。
外ではできるのに… 子供が『家では片づけられない』のはなぜ?
画像提供:中島理沙
――幼稚園や保育園、学校ではできているのに、家だと片づけが進まない理由を教えてください。
幼稚園や保育園、学校では上手にできている様子を見ると、「家でもできるはずなのに」と思ってしまうことがありますよね。
実は、これはお子さんの性格ではなく、家と学校の『環境の違い』が関係している可能性があります。
学校では、物を戻す場所や片づけの流れが分かりやすく整えられているため、子供が自然と行動しやすくなっています。
家庭でも、「片づけなさい」と声をかける前に、迷わず物を戻せる仕組みや環境を整えると、片づけが進みやすくなることがあるのです。
――子供が『迷わず戻せる環境』を作るコツはありますか。
お子さんの目線や力に合わせて、少しの工夫をしておくと安心です。次の3つのポイントを意識するだけでも、お片づけのハードルはぐっと下がります。
・動線上に置く:ランドセルは子供部屋まで運ばず、帰宅後の動線上にある棚などを定位置にする。
・ルールを習慣化:リビングの近くにプリント用ボックスを用意して、帰宅後すぐに入れる習慣を作る。
・ワンアクションで収納:ヘアゴムなどの小物は、蓋のないカゴなどに入れ、サッと片づけられるようにする。
画像提供:中島理沙
親子で『10分片づけ』を習慣に
――無理なく続けられる、おすすめの方法はありますか。
1日の終わりに、家族みんなで10分間だけ暮らしを整える時間を作ってみてはいかがでしょうか。
30分だと長く感じてしまうかもしれませんが、『10分だけ』とタイマーで終わりを明確にすると、お子さんも「それくらいならできそう」と感じやすくなります。
親御さんも一緒に参加することで、『やらされる片づけ』から 『家族のコミュニケーションの時間』へと変わっていくこともあります。翌朝の支度もスムーズになり、心にゆとりが生まれますよ。
※写真はイメージ
――片づけで、親がストレスをためないための考え方を教えてください。
いつも『完璧な状態』を保ちたくなってしまうこともありますよね。
でも、『散らからない家』ではなく、『散らかってもすぐ戻せる家』を目指すだけで十分です。
『完璧を目指さない』ことで心にゆとりを
疲れている日は、「テーブルにモノを置かないだけでも合格」と考えるなど、できなかったことではなく、できたことに目を向けるのも大切です。
子供が自分で片づけられるようになるためには、親子ともに無理のない範囲で続けていくことがポイントなのかもしれません。
取材協力 中島理沙
『暮らしブランディング™プロデューサー』『整理収納アドバイザー』
心に寄り添いながら暮らしの価値を磨き、空間や時間、想いを整える『暮らしブランディング™』を提案。
住まう人それぞれのライフスタイルの魅力を丁寧に引き出し、具体的な形へと導く。
分かりやすく楽しいセミナーや整理収納サービスも好評。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grapeライフハック編集部]