ホテルの透明ビニール袋は「防煙フード」だった 警視庁が解説する正しい使い方
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パックご飯が温められない時はどうする? 自衛隊が教える対処法に「思いつかなかった」2025年6月7日、日常で役立つライフハックを発信している自衛隊東京地方協力本部のInstagramアカウントは、災害時でも温かいパックご飯を食べる方法を紹介しました。

「触ったらいけないと」「初知り」 よく見る消火栓、誰が使う物か知ってる?屋内消火栓の中ってどうなってるの?いざという時に使えるようにするためにも知っておきましょう。
- 出典
- @MPD_bousai






いつ起きるか分からない災害。万が一に備え、多くのホテルや公共施設には、利用客用の避難グッズが準備されているもの。
たとえば、ホテルの部屋に設置されている懐中電灯も避難グッズの1つ。その中に、透明のビニール袋も避難グッズとして置かれている場合があります。
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しかし、知らない人からしてみれば「ゴミ袋かな?」と勘違いしてしまうこともあるでしょう。
透明ビニール袋が「防煙フード」に変わる
警視庁警備部災害対策課の公式アカウントは、災害現場で透明のビニール袋がどう役立つのかを紹介しています。
実は、透明のビニール袋は火災発生時に『防煙フード』として活用ができるというのです。
火災現場の煙は、見通しを悪くするだけでなく、吸い込むと一酸化炭素中毒を引き起こす恐れもあり、特に注意が必要です。
透明の袋を使うのは、袋の中に確保した空気を吸いながら、目を開けたまま避難経路を確認できるためです。煙が充満した廊下では視界がほぼゼロになることがあるので、これは大きなポイントですね。
ビニール袋を防煙フードとして使う手順
そうした煙の危険性から守ってくれる、透明のビニール袋。使いかたは、コチラです。
・ビニール袋を振り、袋の中にたくさん空気を入れる。
・袋を頭からかぶり、外の空気が入らないよう、袋の口を絞って片手で持つ。
袋の口をしっかり絞れていないと煙が入り込んでしまうため、片手でしっかり押さえるのがポイントです。
袋の中の空気は限られているため、なるべく落ち着いて呼吸しながら素早く避難することが重要です。あくまで避難中の一時的な対処法であり、その場にとどまり続けるための道具ではありません。
警視庁警備部災害対策課は「窒息の危険性があるため、使用方法に注意が必要」としています。袋の中の空気が尽きる前に屋外へ脱出することを最優先に考えておきたいところです。
最近では、専用の『防煙フード』を設置しているホテルもあるそうです。しかし、もしもなかった場合は、透明のビニール袋で代用する方法が役立ちそう。
ホテルに限らず、自宅の防災グッズに大きめの透明ビニール袋を加えておくのも一つの備え方です。普段から手に取りやすい場所に置いておくと、いざというときに役立ちます。
「なるほど」「ためになる」との声が寄せられている、こちらの豆知識。
警視庁警備部災害対策課は「窒息の危険性があるため、使用方法に注意が必要」としていますが、緊急時の活用術として覚えておいてくださいね!
[文・構成/grape編集部]