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学校にクレームの電話をしようとする母 息子のひと言にハッとする!

By - grape編集部  公開:  更新:

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子どもが学校から帰って来て、『親には理解できない価値観』を教えてもらったと話したら

「いいことを教えてもらったね」と語りかける親もいるでしょう。

反対に「そんな下らないことは忘れなさい」とヒステリックに反応し、場合によっては学校に抗議の電話をするという親もいます。

岬千皓(@misaki__chihiro)さんが描いた作品に登場する母親は、後者のタイプ。

そして、『親には理解できない価値観』とは、LGBTのことです。

LGBT

女性同性愛者(レズビアン)、男性同性愛者(ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、トランスジェンダーの各語の頭文字をとった表現。

多くの人が「考えさせられた」とコメントした作品です。ぜひご覧ください。

LGBTという『自分にはよく理解できない価値観』を教えてもらったという息子の話を聞き、学校に抗議の電話をしようとする母親。しかし、息子は「僕だってそうかもしれない」と、身近な話であることを伝えます。

続きは描かれていませんが、母親はさぞかしハッとさせられたのではないでしょうか。

この作品を読んだ多くの人が「考えさせられ、気付かされた」と語ります。

  • 親の偏見は息子にも伝わります。これはフィクションですが、こういう家庭は多いのではないでしょうか。
  • 自分が息子に「学校で習ってきたよ」といわれたら…そう考えると、この漫画の母親のように反応してしまいそうで怖い。勉強になります。
  • 日本人は「多様性を許容する」ということが苦手。自分とは考え方が違う人がいて当然だ、と受け入れるべき。

今回の作品はLGBTがテーマですが、「自分とは異なる人を許容する」という意味では、人種や民族、宗教問題も同じでしょう。

「LGBTの人を拒絶するのは、『自分はラーメンが好きだから、カレーが好きなあなたのことを拒絶する』といっているのと同じだ」というコメントもありましたが、まさにその通り。

自分とは異なる考えを持つ人を認め、それを受け入れる…そんな姿勢が求められているのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

出典
@misaki__chihiro

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