まるで少年のよう! 認知症の祖父をサッカー観戦に連れて行ったら…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
イギリスに住むチャーリー・ムースさんは、大好きな祖父にサプライズをすることにしました。
84歳の祖父は6歳の頃から、イングランドのプレミアリーグのサッカーチーム『マンチェスター・シティ』の大ファン。
その祖父と一緒に、プレミアリーグのシーズン最後の試合を見に行くことにしたのです。
大好きなサッカーの試合を見た祖父は…
チャーリーさんには1つ、気がかりなことがありました。
祖父は認知症を患っており、病状がだんだん悪くなっていたのです。
最近の祖父は、孫であるチャーリーさんの名前も忘れ始めているのだそう。
彼は、車の中で自分の手を握る祖父を見て、「試合に連れて行くのは、やりすぎかもしれない」とも思い始めました。
しかし、スタジアムに到着すると、祖父の表情がパッと明るくなったのです。
それを見て安心したチャーリーさんは予定どおり、一緒に試合を見に行くことにしました。
『マンチェスター・シティ』のユニフォームを着て、スタジアムに入った祖父。
そして試合が始まると…。
観客の盛り上がりとともに、みるみるうちに笑顔になっていく祖父。
試合の途中でファンが大合唱する歌も、しっかりと覚えていました。
そして試合は、『マンチェスター・シティ』がリバプールに勝利。祖父も試合後にピッチに乗り込んで、ガッツポーズを見せました!
まるで、少年のようにはしゃぐ祖父の姿は、多くの人の心を揺さぶったようです。
・涙が出た。おじいさんはきみのような孫がいて幸せだね。
・俺はリバプールのファンだけど、この動画を見て、初めて負けて嬉しいと思ったよ。
・おじいさんはこの試合のことを、絶対に忘れないと思う。
チャーリーさんが『永遠に大切な思い出』と題したこの動画には、82万件近くの『いいね』が集まっています。
祖父がこの先、チャーリーさんの名前を思い出せなくなったとしても、この日の思い出は、それぞれの心に永遠に残ることでしょう。
[文・構成/grape編集部]