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ソファーを掃除しよう! ソファーが汚れる原因と正しいお手入れ方法

By - grape編集部  公開:  更新:

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毎日使うことが多いソファーは、汚れやすい家具の1つです。

汗染みや食べこぼしを放置していると、時間が経つにつれて汚れが落としにくくなります。

しかし、ソファーは丸洗いできないため、どのように掃除すべきかが分からないという人もいるでしょう。

そこで、当記事ではソファーの汚れの原因や日々のお手入れ方法に加え、素材ごとの掃除方法についてもご紹介します。

ソファーの汚れが気になっている人は、ぜひ参考にしてください。

ソファーが汚れる原因とは?

ソファーは家族が集まるリビングルームに置かれていることが多く、使用頻度の高さから汚れが付着しやすいです。

以下では、ソファーが汚れる原因の代表例を5つご紹介します。

・ハウスダスト

ソファーでリラックスしている時は、ゆったりともたれかかって座ったり、寝転んだりするという人も多いでしょう。

ソファーの座面にはハウスダストが溜まりやすく、アレルギーを引き起こす可能性もあります。

・汗や皮脂

特に夏場の暑い日には、ソファーと肌が触れる場所に汗や皮脂が付着しやすいです。

また、ソファーで横になって眠っていると、汗染みができることもあります。

・ペットの毛など

自宅でペットを飼っている人は、ソファーについたペットの毛や臭いが気になることもあるでしょう。

また、ソファーに排泄物が付着するケースも少なくありません。

・落書き

小さな子供がいる家庭では、落書きなどのいたずらによる汚れが付着することもあります。

ソファーの素材によっては、ペンのインクが染み込む場合もあるため、できるだけ早めに対処するのが重要です。

・食べこぼし

ソファーの上でお菓子を食べたりジュースを飲んだりしていると、食べカスや飲みこぼしによってソファーが汚れます。

食べ物のシミや油汚れを放置しておくと酸化が進み、きれいに取り除くことが難しくなります。

ソファーの基本的なお手入れ方法

ソファーの日常的なお手入れでは、ソファー生地に付着した髪の毛やホコリなどを取り除きましょう。

ここでは、ソファーの基本的なお手入れ手順について解説します。

(1)粘着クリーナーで表面のゴミを取る
まずは、ソファーの表面に付着したゴミを粘着クリーナーで取り除きます。粘着クリーナーは普段のお手入れにはもちろん、急な来客などで素早く掃除を済ませたい場合にもおすすめのアイテムです。
(2)ブラッシングで小さなゴミをかき出す
表面のゴミを取り除いたら、粘着クリーナーでは取りきれなかった内部のゴミを布用ブラシでかき出します。毛が硬いとソファーの生地を傷める可能性があるため、張りのある柔らかめのものを選ぶようにしましょう。ブラッシングはソファー生地の織り目に沿って、力を入れすぎないように行います。布用ブラシはホームセンターなどで購入可能です。
(3)掃除機で汚れを吸い取る
ブラッシングでかき出した小さなゴミは、掃除機を使って吸い取りましょう。ソファー生地が布の場合は、ブラシ型のアタッチメントを使用することで生地を傷めることなく掃除できます。また、クッションがある場合には、軽く叩いてホコリを浮かせてから掃除機をかけるのがおすすめです。

【素材別】ソファーの汚れの掃除方法

ソファー表面のホコリなどは粘着クリーナーや掃除機を使って取り除けますが、シミや頑固な汚れには、洗剤での拭き掃除や重曹を使用した掃除が必要となります。

ただし、ソファーの素材によって掃除方法が異なるため、まずは自宅のソファーの素材を確認してから掃除を始めましょう。

間違った方法で掃除をすると、生地を傷める原因になります。

布製(ファブリック)のソファー

布製ソファーの場合、掃除には中性洗剤や重曹を利用します。

中性洗剤を使用した掃除方法は、以下の通りです。

(1)ソファー表面の汚れを掃除機で吸い取ります。
(2)食器用洗剤などの中性洗剤をぬるま湯で薄め、洗剤液を作ります。タオルに少量含ませたら、シミをポンポンと叩き込みましょう。左右にゴシゴシ擦ると、ソファーの生地を傷める原因になります。
(3)最後に、ぬるま湯を含ませたタオルで洗剤液を優しく拭き取りましょう。ここで中性洗剤が残ると新たなシミができるため、丁寧に取り除きます。

衣類のシミ抜きを行うイメージで、シミをポンポンと叩くようにして汚れを落とすのがコツです。

また、シミを落とす洗剤液には、中性洗剤と同量の重曹を混ぜるのも効果的です。

次に、重曹を使用した掃除方法をご紹介します。

(1)ソファー表面の汚れを掃除機で吸い取ります。
(2)ソファーの座面や背もたれ部分に重曹を粉末のままの状態で満遍なくかけ、1時間ほど置いておきます。
(3)掃除機で重曹が残らないようきれいに吸い取りましょう。
(4)タオルを水で濡らして固く絞り、ソファー全体を水拭きします。

重曹には汚れを取り除く効果に加え、消臭効果もあります。

汚れが気になる時にはもちろん、ペットなどの臭いに悩んでいる場合にもおすすめの方法です。

また、布製ソファーはカバーリングタイプであることも多く、素材によってはソファーカバーを取り外して丸洗いできます。

洗う前には必ず洗濯表示を確認しましょう。

デリケートな素材であれば、クリーニングに出すのもよいでしょう。

合成皮革(合皮)のソファー

合成皮革が使われているソファーの場合にも、布製と同様に中性洗剤や重曹を使って掃除します。

ただし、掃除の手順が異なるため注意しましょう。

中性洗剤を使用した掃除方法は、以下の通りです。

(1)乾いたタオルでソファー全体を乾拭きします。
(2)ぬるま湯で中性洗剤を薄め、洗剤液を作ります。
(3)キッチンペーパーに洗剤液を含ませ、シミや落書き部分をパックしましょう。
(4)タオルに洗剤液を含ませて固く絞り、ソファー全体を拭き上げます。
(5)洗剤液を拭き取るように水拭きし、仕上げに優しく乾拭きしましょう。最後は十分に自然乾燥させます。

合皮製ソファーの場合、汚れ部分をパックするのがコツです。

ただし、生地によっては洗剤液によるシミができる可能性もあるため、掃除前に目立たない部分でシミや変色、色落ちが起きないことを確認してから作業しましょう。

次に、重曹と洗濯用洗剤を使った掃除方法をご紹介します。

(1)乾いたタオルでソファー全体を乾拭きします。
(2)タオルを水で濡らして固く絞り、洗濯用洗剤を少量含ませてソファー全体を拭き上げましょう。
(3)水100mlに対して重曹小さじ1を混ぜた重曹水を霧吹きに入れ、重曹スプレーを作ります。シミや汚れ部分に吹きかけたら、メラミンスポンジで優しく汚れを擦ります。
(4)最後に全体を乾拭きして、十分に自然乾燥させましょう。

重曹水を使用する場合にも、ソファーにシミや変色が起きないかを事前に確認するのがポイントです。

本革のソファー

本革はデリケートな素材であるため、専用の革クリーナーを使用して掃除します。

まずはソファーに軽く掃除機をかけ、乾いたタオルで表面を乾拭きします。

掃除機がけによる本革のキズや傷みが心配な場合には、乾拭きだけでも問題ありません。

表面のゴミを取り除いたら、シミや変色のチェックをしてから、革クリーナーをつけて優しく汚れを拭き取りましょう。

基本的にはどの革クリーナーでも同じ手順となりますが、それぞれの製品の使用方法に従って掃除します。

本革のひび割れを防ぐために、掃除後に革専用の保護クリームを塗るのも効果的です。

まとめ

ソファーの汚れの原因として、ハウスダストや皮脂、ペットの汚れ、食べこぼしなどが挙げられます。

汚れを蓄積させないための日常的なお手入れでは、粘着クリーナーや布用ブラシを使用しましょう。

粘着クリーナーは、来客前などでさっと掃除を済ませたい場合にも役立つ便利なアイテムです。

ソファー掃除でシミ汚れを落とす際には、素材に合わせた方法を選択する必要があります。

掃除に使うアイテムや使用方法を間違えると、キズや傷みの原因となります。

自宅のソファーの素材を確認して、適切な方法でお手入れしましょう!


[文・構成/grape編集部]

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