運命の重なり合いが、ちいさな命を救った。道に落ちていた布の中にいたのは…
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ある日、メキシコのサポパンで運命的な出会いがありました。
日課である散歩をしていたラウス・マリン・セハさん。そんな時彼の目に、運河の岸に落ちている白い布が映りました。
その道はゴミが落ちていることが多いので、ラウルさんはいつものことかと思い立ち去ろうとしました。しかし、何か違和感を感じ、カメラを片手におそるおそる確認することに。
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すると、布には驚くべきものが包まれていたのです。
姿を現したのは、へその緒がついたままの小さな赤ちゃん
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ラウルさんは思わず絶句しました。そこには、生まれたばかりの赤ちゃんがいたのです。
泣き声をあげている赤ちゃんを見たラウルさんは、急いで近くの病院へ駆け込むことにしました。
赤ちゃんは無事に病院へ
見つかったのが早かったおかげで、赤ちゃんの命に別状はありませんでした。体は少し冷えていたものの幸い病気や怪我はなく、すぐに退院できるそうです。
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しかし、ここで問題が…
この赤ちゃんの親が誰なのか、なぜあんな所に落ちていたのか分からないのです。医師たちが悩むなか、ラウルさんは迷わずこう言いました。
「私が、この赤ちゃんの里親になります」
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「この子があの場所に捨てられていたのも、私が通りかかったのも全て運命だ」と話すラウルさん。彼の心に迷いは全くなかったようです。
ラウルさんのご家族はその決断に驚きましたが、「あなたが決めたなら、全力でサポートするわ」と温かく赤ちゃんを迎え入れることに。
家族が一人増えて、お二人ともとても嬉しそうです。
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もしラウルさんがあの日赤ちゃんに気づかなければ、一つの命が失われていたかもしれません。そして、赤ちゃんが新しい家族に出会うことはなかったでしょう。
生まれて早々大変な目にあってしまった赤ちゃんですが、これからはラウルさんご夫妻とたくさん幸せな日々を過ごしてほしいですね。