口癖が『いや』の友人…　イラッとして指摘すると「え、まさかオマエ」

漫画家の、さわぐちけいすけ（@tricolorebicol1）さん。

夫婦間のエピソードや、現代社会で頑張る会社員の日常などを描いた作品を公開しています。

『「いや」の話』

今回ご紹介するのは、オンライン上で出会い、仲よくなった２人のエピソードです。

白いワイシャツの男性は、最近引っ越して来たばかり。

対面で飲んでいる時に、黒いTシャツの男性がずっと思っていた疑問をぶつけてみると…。

実は、白いワイシャツの男性は東北地方出身。

その地域では、間を持たせるニュアンスで「いや」という言葉が使われているようです。

何の気なしに「いや」という言葉を使っていた白いYシャツの男性。しかし、別の地域が出身の黒いTシャツの男性は、その「いや」を否定として受け取っていたのです。

指摘をされた白いワイシャツの男性は、初めて誤解を受けやすい言葉であると知りました。

「いや」のとらえ方が違うことに、衝撃を受けた人は多かったようです。

こういった誤解を受けやすい言葉は、ほかの地域にもあるとのこと。

「私の地元では相づちとして『だから』を使うので、『だから…何？』って聞かれる」というような経験談も、いくつか寄せられています。

白いワイシャツの男性は、誤解を避けるために口癖を直す決意をしましたが、故郷の言葉を失くしたくない人もいるでしょう。

言葉の多様性に注目が集まり、多くの人が知ることで誤解が生まれにくい環境が整えば、もっと自由に故郷の言葉を使えるようになるのかもしれませんね。

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[文・構成／grape編集部]