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アメリカのアリゾナ州で高速道路を運転していたトラックの運転手が、出口のランプ付近に子犬がいるのを発見しました。
すぐに停車して子犬に近付いた運転手は、子犬の顔が腫れあがっているのに気付きます。
よく見ると…子犬の首が結束バンドできつく締められていたのです。
運転手は警察に通報した後、結束バンドを外して、子犬に水を飲ませてあげました。
現場に駆け付けたイリアナ・マガリャネス巡査も、首が腫れて目が充血している子犬を見て驚いたそう。
彼女は子犬を毛布などで快適な状態にしてあげながら、『ベンソン・アニマル・シェルター』に連れて行きました。
子犬はブランディちゃんと名付けられました。
検査の結果、首を絞められたこと以外に、やけどもしていて、さらに寄生虫に感染していたといいます。
しかし幸いに、どれも命に関わるものではなく、治療をしたらみるみるうちに回復していったそう。
そして、保護されてから約2週間後にはすっかり元気になり、新しい家族に引き取られました!
ブランディちゃんに関するこれらの投稿には、虐待した人物への非難や、ブランディちゃんの幸せを願う声が寄せられています。
・このかわいい子を助けてくれたトラック運転手さん、ありがとう!
・ブランディちゃん、おめでとう!ハッピーエンドでよかった。
・かわいそうに!罪のない動物にこういうことをする人は、刑務所に入るべきだ。
・なぜ人は動物にこんな残酷なことができるのか、理解できない。
『ベンソン・アニマル・シェルター』は、「ブランディはファイターで、ありがたいことに、彼女が経験した拷問による長期的な影響はありません」とつづっています。
命に関わるほどひどい虐待をされたものの、心身にトラウマは残っていないと思われるそうです。
ブランディちゃんは高速道路の出口で見つかった時から、とても人懐っこかったのだとか。
こんなに愛らしい子犬の首を結束バンドで締めるなんて…ただただ理解に苦しみます。
ブランディちゃんがこの苦しい経験を忘れて、これからは幸せに過ごしていけるように願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]