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演歌歌手・冠二郎さんが逝去 『ネオ演歌』の担い手に「革命的な人」「本当にありがとう」

By - grape編集部  公開:  更新:

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冠二郎の写真

2024年1月11日、音楽会社である日本コロムビア株式会社がウェブサイトやSNSアカウントを更新。

同社に所属する、演歌歌手の冠二郎さんが、同月1日に亡くなっていたことを明かしました。79歳でした。

日本コロムビア株式会社によると、冠さんは心不全のため、埼玉県内の病院で息を引き取ったとのことです。

1992年に、英語の歌詞が含まれた演歌『炎』がヒットし、演歌の固定観念を打ち破った斬新な発想から『ネオ演歌』『アクション演歌』と呼ばれた、冠さん。

その後も、ロック調やフラメンコ調などのアレンジを加えるなど、当時若かった人たちにも演歌の魅力を伝え、さまざまな挑戦を続けてきました。

通夜や告別式は生前の冠さんと遺族の意向により、すでに近親者のみにて執り行われたそうです。なお、お別れの会などを開く予定はないといいます。

長年、日本が誇る演歌という文化を伝えるため、あらゆる手法で魅力を発信してきた冠さん。

炎のような熱い想いは多くの人に届いたようで、「英語の歌詞が含まれた演歌は、本当に衝撃的でした」「まさに革命的な人。素晴らしい演歌歌手だった」といった声が上がっています。

冠さんの演歌に対する熱意は、ほかの演歌歌手にも引き継がれていることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。


[文・構成/grape編集部]

出典
@NipponColumbia

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