lifestyle

「レトルト食品の湯煎は…」 企業の注意喚起に「やってたわ」「コレは危険」

By - COLLY  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

レトルトパウチ

※写真はイメージ

忙しい日や疲れた日に重宝する『レトルト食品』。パウチの種類によっては電子レンジで温められますが、一般的な温め方法は『湯煎』です。

パウチは縦に長いため、湯煎には深さのある鍋を使う必要があります。

しかし「水がもったいない」「沸かすまでに時間がかかる」などの理由から、「フライパンに浅く水を張って湯煎すればよいのでは…」と考える人もいるでしょう。

『GOLDEN CURRY』や『カレー曜日』でおなじみの『エスビー食品』の公式サイトでは、レトルト食品の湯煎にフライパンが向いているかについて解説しています。

トラブルを防ぐためにも、真相を明らかにしておきましょう。

レトルトパウチの湯煎にフライパンは不向き!

水道代やガス代、調理時間を考えると、フライパンを使ったほうが効率的に思えるかもしれません。

しかしレトルトパウチは、『たっぷりのお湯で温める』ことが推奨されています。

エスビー食品では、レトルト食品の湯煎にフライパンが不向きな理由について、以下のように説明していました。

フライパンのように浅い調理器具は沸騰水が周りに跳ねやすく、やけどしてしまうおそれがあるためおすすめできません。また、レトルトパウチを鍋底や鍋のふちに当てたまま湯煎すると、レトルトパウチに穴が開いてしまう可能性があります。

エスビー食品 ーより引用

フライパンと鍋の大きな違いは、鍋底までの『深さ』です。レトルト食品を均一に温めるには、『パウチ全体がお湯に漬かる』ことが大切なので、鍋底の浅いフライパンだと縁ギリギリのところまで水を入れなければなりません。

沸騰すると水が跳ねてコンロが水浸しになるだけではなく、跳ね方によってはやけどをしてしまうこともあるでしょう。

また鍋の縁や底にパウチが当たってしまうと熱によりパウチに穴が開いてしまう恐れもあります。

安全かつ均一に温められるよう、『深さのある鍋にたっぷりのお湯を入れること』、『パウチ全体をお湯に漬けること』の2点を意識しましょう。

レトルトパウチを気持ちよく開ける方法

レトルト食品には『開け口』が付いていますが、うまく切れなかったことはありませんか。

「いつも上手に開けられない」という人は、袋を開ける前にひと工夫してみましょう。

まずパウチの開け口に沿って折り、袋に折り目を付けます。折り目を元に戻したら袋を『縦半分』に折り、パウチの上部に折り目を付けましょう。

パウチの両端をそろえて、縦半分に折った状態のまま開け口に沿ってゆっくりと封を開ければOK。中身が飛び散らずきれいに開封できます。

レトルトの湯煎は深さのある鍋が最適!

レトルト食品の加熱は、たっぷりの水が入る鍋で湯煎するのが適しています。ケガやレトルトパウチの損傷を避けるためにも、正しい方法で温めておいしく食べましょう。


[文・構成/grape編集部]

お皿に盛られた大根おろし

ダイコンは「すりおろしません」 裏技に「コレすごい」「なめらかだ」大量のダイコンおろしを作ると、腕や指が痛くなってしまいがち。そのため作るのが面倒だと感じる人も多いでしょう。『おろし金でおろす』方法以外で、ふんわりなめらかなダイコンおろしを大量に作れる方法を紹介します。

ラップの写真

ラップが料理に溶けたら、食べても大丈夫? 旭化成の回答に「そうだったのか」料理にラップをかけてレンジ加熱した際に、ラップが溶けてしまったことはないでしょうか。この場合、料理に影響はないのか気になりますよね。『サランラップ®』を販売する、旭化成ホームプロダクツ株式会社(以下、旭化成ホー...

出典
エスビー食品株式会社

Share Post LINE はてな コメント

page
top