ステーキはこまめに裏返すと? 思わぬ効果に「驚いた」「絶対やる」
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お祝い事やイベントなど、特別な場面で食べる機会が多い『ステーキ』。
焼く時の火加減が意外に難しく、料理に慣れた人であっても上手に焼けないこともあるでしょう。ステーキ用のいい肉を買ってきた場合、なおのこと失敗できません。
『ウチコト 東京ガスのくらし情報メディア(uchicoto_tokyogas)』のInstagramで紹介されている、失敗しないステーキの焼き方を実際に試してみました。
ステーキを焼く時のコツ
ステーキ用の肉を焼く際は、肉にストレスを与えないことがポイントです。ストレスを与えず焼くと、柔らかくふっくらに仕上がります。
ストレスを与えない焼き方のポイントは以下の3つです。
1.焼く前に肉を常温に戻す
冷蔵庫から出してすぐの冷たい状態で焼くと、表面のみ焼けてしまい中まで火が通りません。
冷えたままの肉をフライパンに入れると、外側が固まる前に内部との温度差が大きくなり、仕上がりにムラが出やすくなります。焼く前に室温でしばらく置いておくだけで、火の通り方が格段に均一になりますよ。
2.フライパンを予熱しない
予熱してから肉を入れると表面だけが急激に熱されるため、肉にストレスを与えてしまいます。肉をフライパンに入れてから火をつければ少しずつ火が通るので、肉にストレスがかかりません。
「しっかり焼き色を付けたいから高温で」と思いがちですが、急激な加熱は肉汁を一気に外へ逃がしてしまう原因にもなります。冷たいフライパンからゆっくり温度を上げることで、肉の内側に旨みを閉じ込めやすくなるのです。
3.肉を小まめに返す
小まめに肉を返すことで、火が均一に入りやすくなります。おすすめは『15秒返し』。15秒焼いては裏返す…を繰り返して焼き上げます。
「何度も返すと肉汁が逃げる」と思っている人も多いかもしれませんが、こまめに返すことで両面の温度差が小さく保たれ、かえって肉汁を閉じ込める効果が期待できます。最初の数回は焼き色がほとんど付かないため焦らず続けることが大切で、途中で長時間放置すると片面だけ焼き過ぎになってしまうので注意が必要です。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
『15秒返し』にチャレンジ
肉にストレスをかけない『15秒返し』と、一般的な焼き方の『90秒返し』の両方を比較しました。
15秒返し
予熱していないフライパンに肉を入れます。
肉を入れたら火をつけ、15秒後に返します。この段階では、まだ焼き色が付いていません。
30秒後に返した肉には、うっすらと焼き色が付いています。
焼き始めてから1分経つと、だいぶ焼き色がはっきりしてきました。
3分すぎる頃には肉に焦げ目が付き、少しずつ肉に火が入ってきているのが分かります。
小まめに肉を返して、5分30秒ほどで焼き上がりです。
おいしそうなミディアムレアに仕上がりました。
断面を見ると、中心部まで均一なピンク色が広がっており、焼きムラがほとんど見当たりません。表面には適度な焼き色がありながらも、肉の内側はしっとりとした状態で仕上がっているのが分かります。
90秒返し
予熱していないフライパンに肉を入れます。
火をつけて1分30秒経ったら、肉を返します。
3分経つと焦げ目がしっかりと付き、15秒返しよりも火が入っているのが分かります。
90秒ごとに肉を返していき、6分40秒で焼き上がりです。
できあがったステーキを切ってみると、あちこちに焼きムラがありました。家で食べるとはいえ少し気になる仕上がりです。
2つの焼き方を比べて分かったこと
15秒返しは焼き上がりまで約5分30秒、90秒返しは約6分40秒と、時間の面でも15秒返しのほうが短く済みました。こまめに返す手間はかかるものの、出来上がりの均一さを考えると十分な価値があります。
90秒返しでは片面に熱が集中する時間が長くなるため、フライパンとの接触面だけが先に焼き固まりやすく、それが焼きムラにつながったと考えられます。一方、15秒返しは両面を交互に少しずつ加熱するため、内部の温度が均等に上がりやすいのです。
ステーキの焼き加減は好みが分かれますが、ストレスを与えない焼き方をすれば、柔らかいミディアムレアが楽しめます。
『15秒返し』で焼いたステーキで、家族や友人など大切な人と楽しいひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]