99歳の祖母が遺したフライパン もらった理由に「まさにお宝」「涙が出た」
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「笑った」「さすがに勝手すぎる」 休業日を知らせる貼り紙にツッコミ続出!2025年1月3日、Macky_chorus(@DomineDeus31415)さんがXに投稿した、貼り紙の内容にツッコミを入れる人が続出しています。写っていたのは、投稿者さんのおじが働いている不動産事務所に掲示されていた貼り紙。そこには新年の挨拶とともに、年末年始の休業日が記されていたのですが…。
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- 出典
- @ktake2011
長年愛用した品には、使った人の形跡や想いが残るもの。
だからこそ、大切な人がこの世を去った時、愛用した品を分配する『形見分け』を行うのでしょう。
きっと故人も、可能なら近しい人に使ってもらいたいはず。形見そのものだけでなく、思い出も受け継いでいくのです。
99歳で旅立った祖母の『形見』
「欲しいものがあったら、好きに持って帰ってもいいよ」
家族にそういわれたのは、KTake(@ktake2011)さん。
KTakeさんの祖母は99歳で天寿をまっとうし、雲の上へと旅立っていきました。そのため家には、さまざまな祖母の形見が遺されていたのです。
どの形見にも、祖母の思い出が詰まっているはず。そんな中、KTakeさんが選んだ品がこれでした。
KTakeさんが形見として分けてもらったのは、祖母が長年愛用していた鉄のフライパン!
自宅にいくつものフライパンがある中、KTakeさんがこれを手に取ったのは、理由がありました。これには、祖母の思い出が詰まっているのです。
フライパンを見るに、祖母は長年、たくさんの料理を作ってきたのでしょう。KTakeさんが子供の頃も、このフライパンを使い、大好きなカリカリの目玉焼きを作ってくれたといいます。
KTakeさんはほかにも、いくつか見覚えのある食器も持って帰ることに。価値のある品というよりも、『物に紐づいた想い出』が欲しかったといいます。
物を通した、人と人のつながりが伝わるエピソードに、ネットからは「まさにお宝ですね」や「家族愛に涙が出た」といった声が寄せられました。
帰宅後、ヤスリを使ってフライパンを磨いたKTakeさん。「『このフライパンを使うたびに、祖母のことを思い出せる』と考えると、とても幸せ」と話しています。
ちなみに、祖母は生前「そんな古臭いものは捨てて、なんでもいいやつを買いなさい!」というような性格だったそうです。
…しかし今頃、孫がこのフライパンで料理をする姿を見て、雲の上で嬉しそうに笑みを浮かべているのではないでしょうか!
[文・構成/grape編集部]