綾野剛が熊本地震を配慮、試写会で異例のスマホ撮影を許可
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2016年4月26日、俳優の綾野剛さんが自身の主演映画『日本で一番悪い奴ら』の完成披露試写会に出席。その中で試写会としては異例のサプライズを実行し、話題を集めています。
同イベントの終盤で「九州の方では大変なことになっています。私たちにできることはなんだろうと、必死に考えました」と熊本地震について触れ、役者の自分たちにできることについて模索していたことを明かした綾野さん。
その答えとして綾野さんが出した結論は…。
現在進行形で私たちが今、何をしているかをきちんと発信していくことも、ひとつの務めだと思っています。
アスリートが躍動している姿で勇気づけようと意気込むように、自分たちは役者として活動している姿を届けていきたいと語ってくれました。
そんな綾野さんらキャスト陣がとった行動は!?
その発言に続けて、綾野さんは「その意味を込めまして、皆様の携帯で、たくさんの方々に写真を撮っていただき、我々がここに立っている姿を届けられたらと思います」と、拡散することを条件に観客たちの写真撮影をサプライズで許可。
通常、試写会イベントではメディア関係者のみが撮影可能となっており、観客の写真撮影は禁止されています。
それを考えると今回の撮影許可は極めて異例のことと言えます。
その想いを受け、観客たちも綾野さんら出演者に携帯のカメラで撮影。多くの写真が拡散されています。
この優しさが届きますように!
来場者にとってはもちろん嬉しいサプライズになったようですが、この綾野さんの想いが是非とも被災地の方々に届いて欲しいものですね。
映画のタイトルは『日本で一番悪い奴ら』ということですが、それとは正反対の神対応にほっこりした人も多いのではないでしょうか?