学校を飛び出した自閉症の少年 発見した警察官がとった行動に称賛の声
公開: 更新:

写真はイメージです

湖にぬいぐるみが落下! ダメ元で見知らぬ釣り人に話しかけた結果?外出先で突然のトラブルに見舞われ、困り果ててしまった経験はありますか。そんな時、親切な人が手を差し伸べてくれたら、それだけで張り詰めた心に安心感が生まれ、『助けられる』かもしれません。 プロレスラーの、高井憲吾(@hof_takai)さんは、移動中に車が脱輪してしまったとか。 幸い、ケガなどはなかったものの、車を動かせなくなってしまった高井さん。途方に暮れていると、犬の散歩をしていた女性が、「手伝いましょうか?」と声をかけてきて…。

「庭にマングースが出た」と通報 現場に急行した警官からの『報告』に、署内爆笑!動物の出没に対して警察官が刺股や警棒を手にし、必死に捕獲しようとするシーン。テレビのニュースなどで、一度は見たことがある人もいるでしょう。 通報がある以上、警察官は現場へ行かなければなりませんし、住民へ被害が及びそうなら...
アメリカ・ノースカロライナ州の警察官、ティムさん。ある日、彼はパトロール中に通報を受けました。
「高校を飛び出した自閉症の生徒を捜している。彼は自殺をする可能性がある。」
過去には暴力行為を行ったこともあるというこの少年は、ティムさんによってまもなく無事に見つかりました。
警察官は少年をすぐに学校へ連れて行かなかった
ティムさんは少年をすぐに学校へ連れて行くことはしませんでした。彼はまず、少年に何があったのかを訪ね、その場で彼の話をゆっくり聞いてあげたのです。
ティムさんは少年と20分近く話をしました。そのうち少年はティムさんにすっかり心を開き、笑顔も見せていたということです。ティムさんは少年の気持ちが落ち着いてから、母親と学校の責任者の元へと連れて行きました。
この写真をFacebookに投稿したノースカロライナ州の警察署は、こうコメントしています。
少年が学校を飛び出したのには、何か理由があったのだろう。そしてそのことを誰かに聞いてほしいのではないか。きっとティムさんはそう察したのでしょう。仕事とはいえ、一人の少年に対して心から思いやりをもって接し、素晴らしい対応をしてくれたティムさんに拍手を贈りたいですね。