『障がい者差別』と指摘の投稿に、髭男爵が苦言 優しいコメントに「素敵すぎる!」の声
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マイノリティの声を届ける代弁者が政治家であって、障がい者本人が議会に出てきて進行に支障をきたすのは迷惑行為にしかならない。
これは本末転倒だと思う。それを助けるのが『優しさ』でもない。
2019年7月24日に投稿された、あるツイートがネット上で議論を呼んでいます。
投稿は、『れいわ新選組』から筋萎縮性側索硬化症(ALS)の候補者と車いすユーザーの候補者が選挙で当選したことに対し、疑問を投げかける内容。
また、投稿者はタレントの髭男爵・山田ルイ53世の写真をアイコンにし、山田さんの芸名に酷似したペンネームを使用していました。
投稿に対し、共感する声もあれば「障がい者差別だ」と指摘する声も上がっています。
髭男爵・山田ルイ53世、『障がい者差別』と話題のツイートに苦言
同月25日、山田さんの公式Twitterアカウントが「髭男爵・山田ルイ53世のツイッターは当アカウントのみです」と投稿。きっと、話題になったアカウントを山田さんのものと間違える人が続出したのでしょう。
そして、山田さんは話題の投稿に対し、このように思いを述べました。
該当ツイートを「他人に対して失礼で、敬意に欠けたツイート」と評し、やんわりと苦言を呈した山田さん。
また、山田さんが考えるバリアフリーについてつづり、「誰でもルネッサンスできる社会のほうが好みです」と意見を述べました。
山田さんの投稿は拡散され、その優しい考えに多くの人から反響が上がっています。
・髭男爵カッコよすぎる。心も高貴ですね。
・「正しい」とはいわず「誰でもルネッサンスできる社会のほうが好み」っていいかたなのカッコいいな。
・ご本人かと思って困惑してしまいました。山田さんの良識ある対応、素晴らしいです。
・「できる環境を作る」ことこそバリアフリーですよね。心温かいツイートに安心しました!
障がい者が国会議員になることに対し、人によって意見は異なるでしょう。そして、今後どのような結果になるのかはまだ分かりません。
山田さんがいうように『誰でもルネッサンスできる社会』に近付けば、いままでは聞こえなかった声も届くようになるかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]