山火事の避難でヒツジを連れて行けなかった女性 全焼した自宅に戻ると…?
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
- 出典
- moganderton
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
2025年1月7日、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス周辺で複数の山火事が発生しました。
沿岸部のパシフィック・パリセーズ地区で起きた『パリセーズファイア』は同月21日時点で焼失面積が約9600ヘクタールとなり、消火活動が続けられています。
変わり果てた自宅の焼け跡にいたのは…?
火災発生当日、パシフィック・パリセーズに住むヴァネッサ・ガルシア・シンドラーさんは、自宅に火の手が迫っていることを知り、夫と2人の息子とともに避難しました。
数日後、住人のみが被災地域への立ち入りを許可されたため、彼女は自宅の様子を見に行きます。
そこで彼女が目にしたのは、変わり果てた我が家。
ヴァネッサさんが長年暮らした家は完全に焼け落ちていたのです。
まだ煙がくすぶる自宅の焼け跡を見ながら、涙があふれだすヴァネッサさん。
しかし、震える声で「すべてなくなってしまった」といった次の瞬間、彼女の目に飛び込んできたのは…。
その時の様子をご覧ください。
※動画はInstagram上で再生できます。
自宅の焼け跡の裏庭にいたのは…ヴァネッサさんが飼っているヒツジたち。
彼女は愛犬たちは連れて避難できたものの、ヒツジたちは連れて行けなかったのです。
「あなたたちが生き延びたなんて信じられない。助け出してあげられなくごめんね。でも生き延びたね」とヒツジたちに謝るヴァネッサさん。
そんな彼女を見て、ヒツジたちは嬉しそうに近寄ってきます。
元気そうなヒツジたちにヴァネッサさんは「あなたたちは戦士だよ。本当に嬉しい。神様ありがとう」と涙が止まりません。
実は、彼女が避難してからの数日間、心優しい消防士がヒツジたちに水や食べものを与えていたそうです。
投稿にはヒツジが無事だったことを喜ぶ声や、消防士への称賛が寄せられました。
・感動してもらい泣きしてしまった。ヒツジが助かってよかったね。
・このヒツジたちはどうやって生き延びたんだろう。なんという奇跡だ!
・家やすべてを失っても、ヒツジが無事だったことに感謝できるなんて、彼女は心が美しい人だね。
動画を投稿したヴァネッサさんの友人のモニーク(moganderton)さんによると、ヒツジたちは煙を吸い込んだ可能性があるため、獣医に診てもらうそうです。
動画を見ると、ヴァネッサさんの家だけでなく裏庭の木や周辺の住宅も燃えたのが分かります。
あたり一帯を火に囲まれて逃げ場がない状況でヒツジたちが生き延びたのは、まさしく奇跡としかいいようがありません。
その後、ヴァネッサさんはヒツジたちも連れて、安全な場所に引っ越したとのこと。
ヒツジたちと無事に再会できたヴァネッサさん家族が、1日も早く穏やかな日常を取り戻せることを願います。
[文・構成/grape編集部]