戦争で引き裂かれた恋人たち 2人の想いが奇跡を起こす!
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
時は第二次世界大戦中、イギリス人女性のジョイス・デュラントさんは、アメリカ軍に従事する青年、トーマスさんと出会いました。
一瞬で恋に落ちた2人でしたが、戦争が2人を無慈悲にも引き離します。
その後時は流れ、ジョイスさんはオーストラリアへと移り住み、夫も子供も設け穏やかな日々を送っていました。
「人を探すことはできるの?」
ある日ジョイスさんはパソコンを修理しにきた息子のロブさんに尋ねました。それは、パソコンで人を探すことができるのかということ。
それだけ思いが強かったのでしょう、ジョイスさんはトーマスさんとまた会いたいと願ったのです。
出典:YouTube
母の願いを聞き入れたロブさん。トーマスさんに関してわかっている情報(といっても名前と、戦時中彼が所属していた部隊名のみ)を、インターネットで検索にかけてみました。
すると驚くことに、トーマスさんと思わしき人物について書かれた記事がヒットしたのです。
早速その記事を書いた記者に連絡をとったロブさん。そして、記者からトーマスさんへと連絡がいくこととなりました。
記者から連絡をもらったトーマスさんは、ジョナスさんの名前を聞いて思わず「嘘だろ…」とつぶやいたそうです。
ジョナスさんがトーマスさんのことを長い間想い続けていたように、トーマスさんもまた心のどこかでジョナスさんのことを想い続けていたのでした。
こうして2人はなんと70年ぶりにビデオ電話を通してコンタクトをとれることになったのです。
出典:YouTube
この奇跡のようなラブストーリーにネットユーザーも注目
70年越しに再会した元恋人同士の物語に、世界中のネットユーザーも大注目。
2人の再会を支援しようと、7,000ドルもの寄付が集まりました。
さらに、ニュージーランド航空が、トーマスさんの住むニュージーランドからジョイスさんの住むオーストラリアまでのチケットを無料でプレゼントするという粋な計らいまで。
こうしてトーマスさんとジョイスさんは、様々な人の協力を受け、バレンタインデーに70年ぶりに再会することになりました。
画像はイメージです
もしも、トーマスさんの記事がインターネット上に流れていなかったら。もしもジョイスさんがあの時、息子さんに尋ねていなかったら。
そしてなによりも、お互いのことを長い間強く思い続けていなかったら…。この奇跡のようなラブストーリーは生まれなかったことでしょう。こんなドラマのような感動的な物語が現実に起こりうるとは、思わずぐっときてしまいました。