信用と信頼の違いは『実績』と『人柄』? それぞれの意味と使い分け方を解説
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人から「信用しているよ」「信頼しているよ」と言われた時、2つの間にどのような違いがあるのか疑問に思ったことがある人もいるかもしれません。
『信用』と『信頼』の違いは、相手が自分を信じる際に、実績と人柄のどちらを重視するのかという点です。
本記事では『信用と信頼の違い』や、信じる気持ちはどちらのほうが大きいのかについても解説します。
『信用』と『信頼』の違いとは?
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『信用』と『信頼』はどちらも相手を信じることを意味しますが、まずは以下でそれぞれのポイントを確認しておきましょう。
信用は『実績』を、信頼は『人柄』を重視して、相手を信じることを意味します。
これが『信用』と『信頼』の大きな違いです。
続いては、それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。
『信用』は、条件つきで信じること
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『信用』という言葉が使われる際には「相手の実績や行動を評価したうえで、信じるかどうかを判断する」という客観的な視点が含まれることが多いでしょう。
人や企業とのつながりにおいて、何も知らない相手のことを無条件に信用するのは難しいもの。相手を信用するためには、実績や行動を確認する必要があるのです。
例えばクレジットカードを作る時には、年収や勤務先などのさまざまな情報を基に審査されます。
これは過去の実績などから、「この人にはお金を支払う能力があると信じてよいのか?」ということを判断するために必要な仕組みです。
このように客観的に判断し、条件つきで信じることが『信用』です。
『信頼』は、相手の人柄を信じて頼ること
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『信頼』とは、信じて頼りにすることです。経験や実績の積み重ねだけでなく、振る舞いを見て、相手を信じ頼ることを意味します。
ビジネスにおいては、実績や成果を提示しても、仕事を任せてもらえたり取引してもらえたりするとは限りません。
一方で、経験が少ない新人社員が仕事を任されたり、設立したばかりの企業が取引をしてもらえたりするケースもあります。
実績がなくても信じてもらえるのは、日々の行動によって人間性や価値観を評価されているためでしょう。主観的に相手の人柄を信じて頼ることが『信頼』であり、これが『信用』との違いです。
『信じる気持ち』はどちらのほうが大きい?
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結論から言うと、信用と信頼ではそもそも判断基準が異なるため、信じる気持ちの強さを比較することはできません。
『信用』は、実績や成果を基準にして相手を信じることです。一方『信頼』はすでに信用されている状態のため、一見すると『信頼』のほうが上に見えます。
しかし、『信頼』は主観に基づいた評価であり、相手との絆などから無条件に信じているケースもあることには注意が必要です。
相手がある特定の人から信頼されているからと言うだけで、その人があなたにとっても信用・信頼できる人かどうかは判断できません。
『信用』と『信頼』の違いを理解して信じてもらえる人を目指そう
『信用』は実績、『信頼』は人柄を重視して相手に信じてもらうことであり、これが2つの違いです。ビジネスにおいては、信用が重視されるイメージがありますが、信頼も欠かすことができません。
信頼される言動を心がけると意思や情報を共有しやすくなるため、業務をスムーズに遂行できるでしょう。
取引先や上司から自分を信じてもらうためには、ポイントを押さえる必要があります。
責任感のある言動や報連相の徹底、自己開示をすることで、相手の信頼を得やすくなり仕事を任せてもらえるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]