『重ねてのご連絡』を使う例文5選! 注意点3つの言い換え方も解説
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「メールで使う『重ねてのご連絡』の使い方があっているか不安」「失礼のない文章かどうか知りたい」「使う時の注意点はあるのかな」と悩んだ経験はありませんか。
ビジネスシーンや日常生活の中で、メールなどの連絡時に使用する『重ねてのご連絡』。普段の会話であまり使わないと、いざという時に困ってしまいます。
仕事など、かしこまったシーンで使おうとした時に、間違った使用方法ではないか、相手へ失礼がないかと不安になるでしょう。
そこで本記事では『重ねてのご連絡』の例文や使用時の注意点について解説します。よく使用するシーンや具体的な使い方を紹介するので、ぜひ最後まで参考にしてみてください。
『重ねてのご連絡』の意味と使うシーン
『重ねてのご連絡』は、以下の意味を持つ『重ねて』に、連絡が組み合わさった文章です。
『重ねてのご連絡』の後に『失礼します』や『申し訳ございません』などの文章を続けて使います。以下のような場面で、話の冒頭に使用しましょう。
『重ねてのご連絡』は、取引先や目上の人にも使用可能です。例えば『重ねてのご連絡失礼します』という文章。敬意を示す接頭語の『ご』と丁寧語の『失礼します』を使っているため、敬語と認識されます。
『重ねてのご連絡』を使う例文5選
ここでは、実際に使う時のイメージとして、例文と解説を紹介します。シチュエーションにあわせて、どのような使い方が適切か、確認しましょう。
重ねてのご連絡失礼いたします
『重ねてのご連絡失礼いたします』は、相手からの返信より前に連絡する場合や、お詫び・断りを入れる時に使います。
また、メールや電話で先に話した用件について、確認し忘れたり伝え忘れたりした時も使用可能です。以下の例文を参考にしてみてください。
【例文】
連絡する相手に対して気遣いが見られる文章のため、本題に入る前に使いましょう。
重ねてのご連絡恐れ入ります
『恐れ入ります』は、相手に手間や時間をかけさせてしまう時に使う文章です。お詫びや感謝の気持ちを伝える時にも使用できます。
何かを依頼する際の前置きとして『重ねてのご連絡恐れ入ります』を使いましょう。例文は、以下のとおりです。
【例文】
自分が犯したミスで相手に迷惑をかけるなど、こちら側に非がある時に『重ねてのご連絡恐れ入ります』は使わないこともあります。自分に非がある際は、謝罪の言葉として『申し訳ございません』と記載しましょう。
重ねてのご連絡申し訳ございません
『重ねてのご連絡申し訳ございません』は、深い謝罪の意味を込める時に使われます。自分に非があることを認めて、謝罪をする場合に使用しましょう。
【例文】
『重ねてのご連絡失礼いたします』と記載するよりも、さらに深く謝罪の意が伝わります。状況に応じて、使い分けましょう。
重ねてのご連絡となり恐縮ですが
『重ねてのご連絡となり恐縮ですが』の文章にある『恐縮』という言葉には、身の縮む思いがするほど恐れ入る、という意味があります。相手に対して申し訳なく思うことや、迷惑をかける時に使う言葉です。
【例文】
『恐れ入りますが』と同じ意味合いで使えます。しかし『恐縮ですが』のほうが、かしこまった印象を受けるでしょう。柔らかい印象にしたい場合は『恐れ入りますが』を使うのが適しています。
重ねてのご連絡となりますが
相手に対してリマインドの意味合いで使う『重ねてのご連絡になりますが』。例えば、ミスが起こらないように再度確認する必要がある時に使用します。
【例文】
例文のように、確認や返信を待っている状況で、再度お願いする時に使用する文章です。
『重ねてのご連絡』を使う時の注意点
『重ねてのご連絡』をビジネスシーンや日常生活で使う場合の注意点を解説します。使い方を間違うと、相手にとって失礼となる可能性も。
普段の会話で使う頻度が少ない言葉だからこそ、注意点はしっかり確認しておきましょう。
一度目の連絡では使わない
『重ねての』という言葉のとおり、初めて連絡する相手には適しません。短時間のうちで1人の相手に2回以上連絡する時に使用しましょう。
初めて連絡するのに『重ねてのご連絡』を使うと、以前やりとりしたことがある人なのか、確認を失念していることがあるのか、などの不安を与える可能性があります。初めての連絡では、以下の文章を使うとよいでしょう。
使う相手と連絡する頻度に合わせた言葉を選ぶことが大切です。
冒頭で使う
『重ねてのご連絡』を使う文章は、冒頭に使用してから本題に入りましょう。何度も連絡することは、相手に時間と手間をかけさせている状態であるということ。
伝えたい用件は簡潔に、かつ修正点や情報を明確にしておくと、相手にとっても分かりやすく、丁寧な対応と感じてもらえるでしょう。
最後に、手間をかけさせたことや迷惑をかけたことについて、お詫びする文章で終わるようにします。
冠婚葬祭に関係するシーンでは使わない
『重ねてのご連絡』は、冠婚葬祭に関連する時に使用しません。なぜなら『重ねて』という言葉は、重ね言葉(忌み言葉)に該当するためです。
繰り返す意味を持つ重ね言葉(忌み言葉)は、冠婚葬祭の場での使用は避けるべきであるとされています。以下の表を参考に、別の言葉に言い換えましょう。
事前にメールなどで連絡をもらった時に、うっかり使ってしまうことがないように気を付ける必要があります。
『重ねてのご連絡』の3つの言い換え方
ここでは、『重ねてのご連絡』を言い換える時に使える言葉を紹介します。『~のご連絡』に続く言葉によって、ニュアンスが異なるため、状況や相手にあわせて使い分けましょう。
たびたびのご連絡
『重ねて』と同じく、もう一度、繰り返す、という意味を持つ『たびたび』。短期間のうちに何度も連絡する場合に使用します。よって『たびたびのご連絡』は『重ねてのご連絡』の言い換えとして使用可能です。以下の例文を参考にしてみてください。
上記のとおり、『たびたびのご連絡』は、ビジネスシーンでも使える文章です。
度重なるご連絡
『度重なる』は、繰り返し起こることや、続いていることを強調した時に使用可能です。よって『重ねてのご連絡』より、頻度が多い時に使用するのが適しています。『度重なるご連絡』の後ろにつながる文章例は、以下のとおりです。
連絡する回数に応じて『重ねて』と『度重なる』を使い分けましょう。
毎回のご連絡
『毎回のご連絡』は『重ねてのご連絡』と同じ意味合いで使える表現です。『重ねて』よりも、長期的に複数回連絡をしている場合に使用します。連絡をする頻度や期間によって、使い分けをしましょう。
上記のように『重ねてのご連絡』の部分を入れ替えて使用できる類語です。
『重ねてのご連絡』のほかに『重ねて』を使う例文3選
『重ねてのご連絡』以外にも『重ねて』という言葉を使った文章を紹介します。バリエーションを知っておくと、会話やメールなどで活用できることも。ぜひ参考にしてください。
重ねてお礼申し上げます
『重ねてお礼申し上げます』は、複数のことに対して同時にお礼を伝えたいシーンで使用します。ビジネスシーンで使える文章なので覚えておくとよいでしょう。以下の例文のような使い方をします。
【例文】
用件の最後に、あらためて感謝の気持ちを伝えるために『重ねてお礼申し上げます』を使うことも可能です。
重ねてお詫び申し上げます
同時に2つ以上のことへ謝罪したい時や、すでに謝罪したことへ、理解が得られない場合に使用する文章です。『申し訳ございません』という言葉を繰り返し使うより、スマートな表現として使用できます。
また、真摯的かつ丁寧さも伝わるため、ビジネスシーンで使うとよいでしょう。例文は以下のとおりです。
【例文】
『お詫び申し上げます』と同じ謝罪の意味がある『申し訳ございません』は『重ねて』と一緒に使いません。適切な表現ではないので、使わないように気を付けましょう。
重ねてお願い申し上げます
『重ねてお願い申し上げます』は、複数のことへのお願いをする時に使う表現です。繰り返し同じことをお願いしたい時にも使います。例文は以下のとおりです。
【例文】
『お願い申し上げます』という言葉を何度も使わずに、同じ依頼や要望を念入りに伝えられる表現です。
マナーに気を付けて『重ねてのご連絡』を使おう
『重ねてのご連絡』は、2回以上の連絡を短時間のうちに行う時に使う言葉です。何度も連絡することに対するお詫びや、断りを表しています。
『重ねてのご連絡失礼いたします』『重ねてのご連絡申し訳ございません』などのような表現方法で使用しましょう。
注意点は、初めての連絡や一度のみの連絡では使用しないこと。相手へ失礼のないように、使用時のマナーを守って使うことが重要です。
ビジネスシーンや日常生活で使用する『重ねてのご連絡』の言葉を理解し、正しい使い方をマスターしましょう。
[文・構成/grape編集部]