『恣意的』を正しく使ってる?
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背広、足袋、股引…実は『外来語』が1つある! 思わず「え、日本語じゃないの?」と驚く名前3選外国語から取り入れられ、日本語として定着した言葉である、外来語。 本記事では、よく使う言葉だけれど、実は外来語だったものを3つを、クイズ形式で紹介します。

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国語辞典編纂(さん)者の飯間浩明(@IIMA_Hiroaki)さんが『【悲報】「恣意的」までが誤用とされはじめた』というツイートをしたところ、大きな反響が寄せられています。
飯間さんが懸念しているのが次のような部分。
恣意的という言葉を「意図的という言葉に近い意味で使うのが誤用である」という意見があるが、それは違うと語ります。
そして、その理由をこう続けます。
そして、こう結論付けています。
つまり、恣意的という言葉は、「偶発的、ランダム」という意味と、「意図的に近い意味」の2通りの意味で使われ、どちらも間違いではないということです。
なぜ誤用だとされ始めたのか
なぜ、「恣意的という言葉を、意図的に近い意味で使うこと」が誤用とされ始めたのでしょうか?
飯間さんは自戒の念も込めて、こうツイートします。
一方で、「もと誤用とされたことばでも、年月が経てば正用になっていくものだ」という意見に対しては、「美しい誤解である」という飯間さんらしい表現で断じます。
確かに、一度「誤用だ」というレッテルを貼られてしまうと、その後「この使い方は正しい」ということが分かっても、そのイメージを払拭することは簡単ではありません。
場合によっては、そのまま「誤用である」という見方が定着してしまうこともあるでしょう。
「俗説でことばが殺されることがないよう、どうか守ってください」と語る飯間さん。言葉の意味やその使い方を、見つめ直す必要があるのかもしれませんね。