あえて慣用表現を使うと、友人が? 「身に覚えのある経験」「本当に難しい」
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友人「おかず1つ交換したい」 絶賛された、母親手作りの玉子焼きに「やってみます!」学生時代、親にお弁当を作ってもらっていた人もいるでしょう。親が作るお弁当の中には、お気に入りのおかずがあったかもしれません。ひえ田あいす(icetaronyo2)さんは、『お母さんの玉子焼き』と題し、中学生時代の実話をもとにしたエッセイ漫画を公開しました。

「日本人」と答えるも、外国人店員に「違う!」と否定されたワケが…?いろいろな家族や夫婦の話を漫画にして、Instagramで発信している、うめじろう(umeda_umejiro)さん。 フォロワーから寄せられたエピソードをもとに描いた、『外国人店員さん』と題した漫画を公開し、反響を呼んでいます。
- 出典
- @tomokoandou
人と会話をする時、あえて『くだけた』いい回しをすることはありませんか。
相手によっては意図が伝わらなかったり、ツッコミを入れられたりして、発した本人がモヤモヤを抱えることがあるでしょう。
漫画家の安堂友子(@tomokoandou)さんは、学生時代に『くだけたいい回しが伝わらなかった』悲しい経験をしたといいます。
友達との会話中、くだけたいい回しをすると?
自分から進んで災いの中に飛び込むことの例えである、『飛んで火に入る夏の虫』という慣用句があります。
学生時代の安堂さんはある時、友人との会話中に、あえて「飛んで火に入るなんとやらだね~」といったそうです。
安堂さんが使った『~なんとやら』は、慣用表現の1つ。
安堂さんは、あえてそのようないい回しをしているだけであるため、正しくは『夏の虫』であることを知っています。
しかし、友人からは「夏の虫だよ」と、間違いを指摘されるかのような返しをされたのです…。
友人は、慣用句の一部を「なんとやら」と濁す慣用表現を知らなかったのかもしれませんね。
誤解を訂正するタイミングも逃し、その後、安堂さんはモヤモヤを抱えながら家路につくことになるのでした。
【ネットの声】
・ものすごくモヤモヤしますよね…。ご心中お察し申し上げます。
・とても身に覚えのある経験。会話って本当に流れが速くてむずかしい。
・よくよく考えたら普通に最後までいったほうが伝わるよなぁ…と考えてしまった。
・私も「ウワサをすれば、なんとやらだわ」といった時に「影!」といわれて笑ってしまいました。
慣用句を「なんとやら」と濁す表現は、現代においてあまり知られていないのかもしれません。
しかし、めげずに使い続ければ、きっといつか伝わる時が来るでしょう!
[文・構成/grape編集部]