『果報は寝て待て』とは? 使われるシーンから類義語と対義語まで
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『果報は寝て待て』は、『果報』を『家宝』と誤解したり、意味を誤って使ったりすることの多いわざです。
恥をかかないためにも、意味をしっかりと確認しておきましょう。
当記事では、『果報は寝て待て』の意味、使用シーン、類義語と対義語について解説します。
日常的に使える言葉であるため、ぜひ意味を覚えて活用してみてください!
『果報は寝て待て』の意味とは?
『果報(かほう)は寝て待て』とは、幸運が訪れるのは自分の力ではどうにもならないため、焦らずに待ちなさい、という意味の言葉です。
目的のために努力を重ね、後は結果を待つのみ、という人に対して使います。
『寝て待て』という表現から、何もせずに寝ているだけで幸運が訪れる、という意味だと誤解している人もいます。
しかし、『果報は寝て待て』は十分努力したのだから、後は幸運を祈って待ちなさい、というねぎらいの意味合いで用いるのが正しい使い方です。
『果報は寝て待て』の『果報』は仏教由来の用語で、前世での行いに対して、現世で受ける報いのことを意味していました。
現世で受ける報いには、もともと善悪両方の意味が含まれていましたが、現在ではよい結果のみを表しています。
『果報は寝て待て』の使用シーンと例文
『果報は寝て待て』は、以下のようなシーンで使います。
(1)試験の結果待ちなど、人生の節目のシーン
(2)愛の告白やプロポーズの返事待ちなど、恋愛成就のシーン
(1)のように、試験の合否など自分のコントロールが及ばないものに対して、試験はやり切ったのだから後は運命を受け入れよう、という時に使われます。
(2)のような恋愛のシーンでは、告白の結果は相手の気持ち次第であるから、じたばたせずによい結果を祈る、といった片思いの成就を望む時に使われます。
【使用例】
・資格試験当日は力を出し切ったから、合格発表まで果報は寝て待てだ。
・好きな人に自分の気持ちをきちんと伝えられたから、果報は寝て待てで、返事を待つのみだ。
『果報は寝て待て』の類義語と対義語!
『果報は寝て待て』には、類義語や対義語といった関連用語がいくつか存在します。ここでは、それぞれ2つずつご紹介します。
類義語1:人事を尽くして天命を待つ
自分なりに最善を尽くして結果は天に任せる、という意味の言葉です。
全力を尽くし、どのような結果になっても悔いはない、という心境を表す言葉でもあります。
『果報は寝て待て』はよい結果を待つ言葉ですが、『人事を尽くして天命を待つ』は結果のよし悪しは関係ない点が異なります。
類義語2:待てば海路の日和(ひより)あり
今は悪天候が続いていても、待っていれば航海に適したよい日がやってくる、という意味の言葉です。
転じて、たとえ悪いことが続いていても、辛抱強く待てばよい日が必ずやってくる、という意味で使われています。
対義語1:蒔かぬ種は生えぬ
努力しないで待っていてもよい結果は得られない、という意味の言葉です。
『果報は寝て待て』は、努力した人に対してねぎらいの意味合いで使われますが、『蒔かぬ種は生えぬ』は、努力していない人に対する教訓として使用されます。
対義語2:棚から牡丹餅(ぼたもち)
特に苦労や努力をせずに幸運が訪れる、という意味の言葉です。
『果報は寝て待て』は、努力してよい結果を待つ場合に使われますが、『棚から牡丹餅』は、宝くじの当選など、努力をせずによい結果だけ得た場合に使用します。
『果報は寝て待て』を信じて努力を続けよう!
目標に向かって努力をしている時、努力は本当に報われるのか不安になることもあるでしょう。
苦しい場面で心が折れそうになった時には、『果報は寝て待て』という言葉を思い出してください。
よい結果は努力を続けた後にやってくる、という言葉がお守りのような働きをして、自分を奮い立たせることができます。
前向きな気持ちで「すべてやり切った」と思えるくらいまで努力を続けられるでしょう。
『果報は寝て待て』という教えを胸に、目標達成のために仕事を頑張ったり、告白を成功させるために自分磨きをしたりしましょう!
結果がどのような形になったとしても、努力を続けたことで自分自身は必ず成長しています。
努力は次のチャンスを掴む時にも役立つでしょう。
まとめ
『果報は寝て待て』とは、精一杯努力をしたならば、後は焦らずによい知らせを待ちなさい、という意味の言葉です。
『頑張った人にはきっとよいことがある』という前向きな言葉であるため、結果を待つ時には『果報は寝て待て』を心にとどめておきましょう!
[文・構成/grape編集部]