ハーバリウムの正しい捨て方!簡単な処分方法や瓶の洗い方を解説
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インテリアを手軽かつ、おしゃれな印象にできるアイテムとして人気の『ハーバリウム』ですが、捨て方が分からず困ってしまったという経験もあるのではないでしょうか。
ハーバリウムの捨て方は、それほど難しくはありません。本記事で紹介する捨て方を参考にしつつ、自治体の指示に従って処分すれば大丈夫です。
また、ハーバリウムを処分するにあたり、やってはいけない捨て方も紹介します。環境と安全に配慮して、ハーバリウムを正しく捨てましょう。
ハーバリウムの捨て方
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ハーバリウムは、植物とオイル、瓶に分けて捨てる必要があります。ハーバリウムの中身が入ったまま瓶ごと捨てずに、必ず分別しましょう。
【ハーバリウムの捨て方】
1.ポリ袋か牛乳パックに、ペーパータオルなどを敷き詰める。
2.1にハーバリウムオイルを入れて染み込ませる。花材はピンセットなどで瓶から取り出して、オイルと一緒に入れる。
3.オイルや花材を入れたら、テープでしっかりと封をする。
4.ビニール袋に入れて、可燃ゴミの日に出す。
5.瓶は洗って乾かし、自治体の指示に従って処分する。
なお、瓶を資源ゴミとして回収している自治体もあります。その場合も瓶を洗ってから処分しましょう。
ハーバリウムの瓶の洗い方は、後ほど解説します。
ハーバリウムを捨てる際にやってはいけないこと
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ハーバリウムを捨てる際には、以下の3つを行わないよう注意してください。
上記の注意点を守らないと、環境に悪影響をおよぼしたり、可燃性のあるハーバリウムオイルが引火したりするといったリスクがあるといいます。環境汚染や引火のリスクを避けるためにも、ハーバリウムは正しい方法で捨てましょう。
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
排水溝に流す
ハーバリウムのオイルに限らず、油をそのまま排水溝に流すと、排水管が詰まる恐れがあるでしょう。
河川が汚染される可能性もあるため、絶対に排水溝に流してはいけません。
オイルの種類を確認せずに捨てる
ハーバリウムに使用されるオイルは、大きく分けると『ミネラルオイル(流動パラフィン)』と『シリコンオイル』があります。
ハーバリウム専用オイルは引火しにくい傾向にあるそうですが、専用でないオイルを使用している場合は、引火しにくいとはいいきれません。
引火しやすい液体の場合は、夏の暑い時期に可燃ゴミとして出して放置すると、自然発火する可能性があるのだとか。火災を引き起こさないためにも、何のオイルが使われているかを確認しましょう。
ハーバリウム専用のオイルでない場合は、200~260℃で引火するものもあるそうです。専用オイルかどうかが判別できない場合は、より一層、自然引火に注意してください。
安全面に配慮せずに捨てる
先ほど『ハーバリウム専用オイルは引火しにくい』と説明しましたが、ハーバリウムオイルにも少なからず発火の危険性はあります。そのため、火気がある場所や暑い場所では、作業をしないよう注意してください。
また、ハーバリウムのオイルがシリコンの場合は、床にこぼれると、拭き取ってもつるつると滑ってしまうことがあります。そのままにすると、滑って転倒する可能性もあるため危険です。
ハーバリウムを処分する際は、安全な場所で作業しましょう。ペーパータオルを、ポリ袋や牛乳パックの下に敷いたり、流し台で作業したりするなど、安全に配慮してください。
ハーバリウムオイルの簡単な処分方法
ハーバリウムを処分する際には、オイルを排水溝に流さない、こぼれた時に備えるなど、少し手間がかかります。そのため、なかなかハーバリウムの処分を実施できない人もいるでしょう。
そこで、簡単な処分方法を3つ紹介します。ハーバリウムの分別作業が面倒だと感じている人は、ぜひ試してみてください。
油凝固剤を使用する
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油凝固剤は、てんぷら油などを固めてそのまま捨てられる商品です。ドラッグストアやスーパーはもちろん、コンビニや100円均一ショップでも手に入ります。
油凝固剤を使うと油が固まるため、ハーバリウムオイルをこぼさず簡単に捨てることが可能です。
小麦粉や片栗粉を混ぜる
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小麦粉や片栗粉をハーバリウムオイルに混ぜると、とろみがついた状態まで固めることができます。使用する量は、油と同じくらいです。
油凝固剤がない場合や、賞味期限切れの小麦粉、片栗粉を処分したい場合の対処法としておすすめします。
ハーバリウム回収サービスを利用する
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ハーバリウムを販売している店によっては、回収サービスを行っているケースも。自分でハーバリウムの中身を分別したり、瓶を洗ったりする必要がないため便利なサービスです。
店舗への持ち込みに限る店もあれば、『送料+処分費用』で回収してくれる店もあります。「せっかく店舗に持ち込んだのに回収されなかった」という事態にならないよう、条件を確認したうえで申し込むとよいでしょう。
【オイルの種類別】ハーバリウムの瓶の洗い方
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自治体で、瓶を洗ってから出すように指示が出されている場合や、瓶を再利用する人のために、ハーバリウムの瓶を洗う方法を紹介します。
「洗剤と水で簡単に洗えばいいのではないか」と思う人もいるかもしれませんが、この方法ではオイルを落としきれないケースもあるようです。
ハーバリウムに使われる『ミネラルオイル(流動パラフィン)』と『シリコンオイル』では、使用する洗剤が異なります。しっかりとオイルを落とすために、以下の方法を参考にしてください。
ミネラルオイル(流動パラフィン)
先ほど『ハーバリウム専用オイルは引火しにくい』と説明しましたが、家庭用の中性洗剤で簡単に洗えます。
捨てる際に瓶の中も洗うよう自治体から指示されている場合は、中性の家庭用洗剤で中まで洗ってから処分しましょう。
シリコンオイル
シリコンオイルは、家庭用の中性洗剤では落ちにくいため、専用の洗浄剤を使用するのがおすすめです。
シリコンオイルは、瓶の内側にへばり付きやすくなっています。瓶の中までしっかり洗えるペットボトル用のスポンジで念入りにこすり、オイルとなじませた後に、水を入れて流しましょう。
瓶を再利用する場合は、洗った後に乾燥させて消毒すると、再利用が可能です。新しいハーバリウムの自作用に使ったり、花瓶として活用したりできます。
なお、シリコン専用の洗浄剤は、メーカーの説明に従って使用してください。
ハーバリウムを捨てる時は環境と安全に配慮する
ハーバリウムは、中に入っているオイルをきちんと処理してから捨てる必要があります。
間違った方法で捨てると、環境汚染や引火のリスクがあるため、環境と安全に配慮したうえで自治体の指示に従って処分しましょう。
また、瓶を洗う場合は、ミネラルオイルとシリコンオイルで、使用する洗浄剤が異なります。シリコンオイルは、家庭用の中性洗剤では落ちにくいため、専用の洗浄剤を使用しましょう。
処分に困ったら、ハーバリウム回収サービスを利用するのもおすすめです。ハーバリウムの分別が不要なうえに、瓶を洗う必要がなく簡単に処分できます。
[文・構成/grape編集部]