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暑さもやわらぐ『海底テーブル』 想像の上をいく出来ばえにうっとり

By - grape編集部  公開:  更新:

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『海』といえば、暑い季節になると無性に行きたくなる場所の1つ。

行きたいものの、なかなか行動に起こせない…そんな人にぴったりな『海』があります。

「海を切り取ったかのよう」 美しきテーブル

こちらはルーマニアを拠点に活動しているデザイン会社『eduardlocota』が手がけたテーブル『DELMARE』。

切り取った『海』をそのまま保存したような、静けさのある美しさに、思わず息をのんでしまいますね。

淡い青色から青緑色に変化する特別な顔料を自力で開発し、大理石とアクリルガラスを使用して作成したのだそう。

3本の脚は重心が低くなっており、ちょっとの地震ではびくともしない安定感があります。

「見る人の想像力を、海の深い熱帯の島に運ぶことができるかどうか」

eduardlocota ーより引用(和訳)

デザイナーであるEduard E. Locotaさんは、テーブルを作るにあたり、見る者を深い深い海の底へ連れていきたいと望んでいました。

制作の様子が覗ける映像はこちら。

美しい…!!匂いや触り心地はどうなのか、想像が膨らみます。

「アーティストとして、私は不完全さが美を創造すると信じています」

EDUARDLOCOTA ーより引用(和訳)

凍らせた際にできた傷こそ美しいとする考えのもと、見る角度によって、さまざまな色合いの『海』を楽しむことができる作品に仕上がりました。

「やりたいことのビジョンがあれば、それを追求します。私の魂はブレーキを持っていないのです」

EDUARDLOCOTA ーより引用(和訳)

限りなく本物に近い『海底』を再現するため、こだわりを持って取り組む姿勢に、デザイナーとしてのプライドを感じます。

我が家にも1台欲しくなってしまいますが、1番安価な中サイズでも日本円で約86万円。ちなみにカスタムサイズは約346万円と、なかなかのお値段です。(※2017年6月現在)

本来個人では所有できない『海』の1部を自宅に持ち帰ることができる…と考えると、妥当なお値段かもしれません。

控えめなスタイルの中に大胆な存在感もあり、見る者の時間を止めてしまう魅力のテーブル。

美しい『海』を季節に関係なく眺められる、1つのアートとして楽しむのもいいですよね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
EDUARDLOCOTAeduardlocota

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