海にいるときに津波警報を知らせる大事な旗 意味を知らないと逃げ遅れるかも
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※写真はイメージ

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- 出典
- 気象庁ホームページ






日本時間2025年7月30日8時25分頃に、ロシアのカムチャツカ半島でマグニチュード8.7と推定される地震が発生しました。
この地震により、同日10時現在で日本列島に津波警報が発表されています。
同日10時30分には、北海道根室市花咲町で30cmの津波が観測されました。
海の周辺でこの旗を見たら要注意!
発生時は、夏休み期間中ということもあり、海水浴を楽しむ人もいたでしょう。
日本では大きな揺れを感じていないため、津波警報に気付くことが遅れた人もいるかもしれません。
海の近くでは、旗で津波を知らせる方法があります。
気象庁によると、大津波警報、津波警報、津波注意報が発表されたことを知らせる旗を『津波フラッグ』と呼び、視覚的に危険を知らせる方法を2020年6月から導入。
津波フラッグは、赤と白の格子模様のデザインです。
気象庁「津波フラッグ」を加工して作成
津波フラッグによって、波や風の音で、警報が聞こえづらい時も、旗を見て津波の危険性を知ることができます。
ライフガードが旗を振ったり、避難後には砂浜に立てたりして、津波の危険を多くの人に周知。
実際に、2024年4月に沖縄県内では津波警報の発表に伴い、ライフガードが津波フラッグを活用していました。
もし、津波フラッグが掲げられているのを見たら、すぐに避難ビルなどを確認し、海から離れましょう。
津波の速さは、ジェット機に匹敵する速さといわれています。
津波は何度も襲ってくることがあるので、警報が発表されたり、津波フラッグを見かけたりしたらすぐに逃げてください。
[文・構成/grape編集部]