「これはできる放射線技師さん」 患者に症状を伝えた方法が?「なるほど」「面白い」
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病院などで医師の指示に基づいて放射線検査を行い、患者の身体に潜むケガを見つける診療放射線技師。
法律の関係上、患者の症状を診断することはできません。
患者に症状を直接伝えられないジレンマを描いた創作漫画を、診療放射線技師として9年間働くからばく社(@100nichigonoRT)さんが、Xで公開しました。
診療放射線技師の女性がレントゲン写真を見て、患者の骨折に気づいたのですが…。
「察してほしい」と、感情がない表情を浮かべたのです!
この表情を患者が見れば「安静にしておかなければいけないんだな…」と、骨折を勘づくことができるかもしれませんね…。
ちなみに、特に複雑な骨折が見つかった時は「ちょっとそのまま検査室で待っていてください」などと伝え、医者をすぐに呼ぶこともあるそうですよ。
からばく社さんの漫画には11万件以上の『いいね』が付き、さまざまなコメントが寄せられました。
・なるほどね。医療現場の人は大変だな…。
・面白い。『虚無顔』で好き。
・『察し合いゲーム』だ…。表情がすべてを物語っている。
・これは仕事ができる診療放射線技師さん。
創作漫画を描いた背景について、診療放射線技師に取材すると?
grapeが、からばく社さんに取材し、創作漫画を描いた背景を聞いたところ、次のように答えてくれました。
患者さんから、骨折についての質問をよく受けるので「こう返せたら面白いな」と思って描いてみました。
診療放射線技師はレントゲン写真を撮ることはできますが、読影して診断をすることはできない、少し特殊な立場の職業です。
我々の世界では常識なのですが、投稿に寄せられたコメントを見る限り、一般的にはあまり知られていなかったようですね。
診療放射線技師には、法に触れない範囲で、患者にどうにか症状を察してもらうスキルも求められるのかもしれません。
検査を受けた際には、診療放射線技師の表情を見れば、症状がなんとなく分かりそうですね…。
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※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]