セルクルの代用品9選!代わりになる身近なアイテムを紹介
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お菓子作りや料理の仕上がりを美しく整える『セルクル』。しかし、お菓子をいざ作ろうと思っても、手元になくて困った経験はありませんか。
そんな時は、実は身近なアイテムでセルクルの代用が可能なようです。この記事では、わざわざ買いに行かなくてもよい、セルクルの代用品を9つご紹介します。
冷菓や焼き菓子など、用途に合わせた使い方のポイントもあわせて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
セルクルとは
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セルクルとは、底のない枠だけの型で、フランス語で『円』を意味する言葉が名前の由来だそうです。
食材を詰めて美しく成形するための調理器具で、主にケーキやムースなどの焼き菓子や冷菓子を作る際に使われます。
円形が基本のようですが、四角、ハート、三角などさまざまな形があるとされ、大きさや高さも用途に応じて選べるのが特徴です。
セルクルの代用品9選
セルクルがない場合、次のような身近なもので代用品を作れます。
1つずつ解説していきましょう。
1.牛乳パック
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牛乳パックはセルクルの代用に適しているとされ、家庭でも手軽に活用できるアイテムです。
牛乳パックは丈夫で防水や殺菌加工がされているようなので、液体を使った冷たいデザートや押し寿司などの調理にも安心して使用できると考えられています。
使用前には必ず洗って乾かし、好みの大きさや形にカットし、ホチキスで端をとめて成形しましょう。円形に整える際には、丸いものに巻きつけてクセをつけると作りやすくなります。
なお、オーブン調理にも使用可能ですが、内側のビニールが溶けたりパックが焦げたりする恐れがあるのだとか。クッキングシートやアルミホイルを敷いて使うと、より安全だといえるでしょう。
身近な材料で簡単に作れるので、一度試してみてください。
2.アルミホイル
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アルミホイルは、セルクルの代用品として単体でも使用できる便利な素材です。
使用する際は、アルミホイルを好みの幅に帯状にカットし、3〜4重に折りたたんで強度を持たせると、形が作りやすくなります。
円形はもちろん、四角などのさまざまな形にも成形可能です。ホチキスで固定することで、生地の漏れを防げるでしょう。
アルミホイル製のセルクルは、オーブン調理や冷蔵庫での冷やし固めに使用できるとされ、焼き菓子や冷菓子など幅広い用途に対応できるようです。
ただし、電子レンジには使用できないとされているため、調理工程にレンジ加熱が含まれる場合は避けましょう。
このように、アルミホイルは身近な素材でありながら、工夫次第で形を自在に作ることができ、セルクルの代用品として非常に実用的です。
3.クリアファイル
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クリアファイルも、セルクルの代用品として活用できるとされています。ムースやババロア、ゼリー、押し寿司など、火を使わず冷やして固める料理に適しているでしょう。
ただし、素材がプラスチックのため、熱に弱く、オーブンや電子レンジでは使用できない点には注意が必要なようです。
使い方は簡単で、不要になったクリアファイルをキッチン用アルコールなどで消毒したうえで、作りたいサイズに合わせてカットします。
丸い形をつけるために円筒状のものに巻きつけてクセをつけ、最後にホチキスで端を固定すれば完成です。好みの幅に調整して作れるのも魅力の1つでしょう。
再利用品で手軽に作れるため、セルクルを買う前に試してみてはいかがでしょうか。
4.ゼリーやプリンの空き容器
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ゼリーやプリンの空き容器は、セルクルの代用品としてそのまま活用できるアイテムです。
特にプラスチック素材の容器は、もともと冷やして固めるスイーツに使用されているため、ムースやゼリー、ババロアなどの冷菓作りにも適しているとされています。
使用する際は、しっかりと洗浄して清潔に保つことが大切です。火や高温に弱いとされているため、オーブンや電子レンジでの使用は避けましょう。
市販品のゼリーやプリンを食べ終わった際には、こうした容器を捨てずに取っておくと、スイーツ作りの際に便利なセルクル代用品として役立ちます。手軽に再利用できるうえに、エコな選択肢にもなるでしょう。
5.厚紙
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厚紙や画用紙なども、強度があればセルクルの代用品として活用できるようです。
使わなくなった紙を再利用すれば材料費もかからず、100均でも入手できるため、コストパフォーマンスの高い代用方法といえます。
また、紙素材は一度使用したらそのまま捨てられるため、片づけも簡単です。
作り方は、厚紙を作りたいサイズに合わせて長方形にカットし、丸いものに巻きつけてクセをつけます。その後、アルミホイルを巻きつけて補強し、ホチキスで端を固定すれば完成です。
紙素材は水分や油分に弱いとされていますが、使う際はラップ、クッキングシート、アルミホイルなどで内側をしっかりと包むことで、変形を防げるでしょう。
ただし、一般的に紙は発火の恐れがあるとして、電子レンジやオーブンでの利用をしないよう注意喚起がなされています。電子レンジなどを利用しての加熱では使わないようにしましょう。
6.ペットボトル
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ペットボトルは、さまざまな形やサイズがあるため、セルクルの代用品として手軽に活用できる便利な素材です。
使用する際は、まず中身をきれいに洗って乾かし、必要な幅に輪切りにすることで、冷菓や押し寿司など、熱を加えない料理の型として使用できるとされています。
ただし、ペットボトルはプラスチック製のため、オーブンや電子レンジなど高温調理には不向きでしょう。
なお、ペットボトルの『蓋』もクッキー生地の型抜きや、ドーナツの中央に穴を開ける際の抜き型として活用できるとされています。特にドーナツ作りでは、蓋のサイズがちょうどよいとされ、便利に使えるケースもあるようです。
ペットボトル1本から複数の用途で代用が可能となり、家庭にある身近な素材でコストをかけずにセルクルの代用を実現できるでしょう。
7.ケーキ型
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ケーキ型も、セルクルの代用品としてそのまま活用できるようです。
特にお菓子作りが好きな人であれば、金属製やシリコン製のケーキ型をすでに持っていることも多く、わざわざセルクルを用意しなくても代用が可能でしょう。
金属やシリコンといった耐熱性とされる素材で作られているため、オーブンや電子レンジでも使用でき、焼き菓子やホットケーキなど熱を加える料理に最適といわれています。
強度にも優れているとされ、繰り返し使用できる点もメリットです。特に底が外れるタイプのケーキ型は、仕上がったスイーツを取り出しやすく、セルクルの代用としても優秀でしょう。
8.セロファン
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花束のラッピングなどで使われる透明なフィルムである『セロファン』も、耐久性こそセルクルに劣るものの、セルクルの代用品として利用できるとされています。もし、ご自宅にある場合は試してみてください。
使い方は、セロファンを丸めて形を作り、つなぎ目をセロファンテープなどでしっかり固定するだけと、非常に簡単です。
ただし、一般的に熱に弱いとされるため、オーブンや電子レンジでの加熱調理や、プリンのように熱を加えて作る料理には不向きなのだとか。
強度も低いため、生地を流し込んで形を作る程度の用途に適しているようです。簡易的な代用品として活用するとよいでしょう。
9.コップなどの食器
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普段使っている皿やコップなどの食器類も、セルクルの代用品として活用できるとされています。
特にグラタン皿やココットなどの耐熱皿は、オーブンでの加熱にも耐えられるといわれているため、焼き菓子やグラタンなどのセルクル代わりにぴったりなようです。
また、陶器製の器やマグカップなども、電子レンジや湯せんを使った調理に対応できるようなので、加熱を伴う料理にも安心して使えるでしょう。
一方で、火を使わない型抜き用途であれば、プラスチック製のコップなども便利です。卵焼きやクッキー生地の抜き型として手軽に使えるので、専用の道具がなくても問題ありません。
これらのアイテムは特別な加工や固定が不要とされているため、すぐに使える点も大きなメリットです。
セルクルがなくても代用は簡単!身近なものでお菓子作りを楽しもう
セルクルが手元になくても、牛乳パックやアルミホイル、クリアファイルなど、身近なもので手軽に代用できることが分かりました。
用途や加熱の有無に応じて使い分ければ、焼き菓子や冷菓もきれいに仕上げることが可能です。
無理に買い足さず、まずは家にあるもので工夫してみましょう。
[文・構成/grape編集部]