『中秋の名月』がいよいよ!翌日には『ハーベストムーン』も
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- 出典
- 国立天文台






本日、2025年10月6日は、中秋の名月です。
なんとなく「月を見ながら、団子を食べる」といったイメージを持っている人も多いかもしれませんが、その歴史はどういったものなのでしょうか。
中秋の名月とは?
中秋の名月はもともと、中国の風習だといわれています。
日本には平安時代に伝わったとされ、供え物をする習慣も中国由来だそう。
中国では伝統菓子である月餅を供えていたのが、日本では芋類や豆類を供えるようになり、現在は月見団子になったといいます。
諸説ありますが、月見団子の丸い形は満月を表しているといわれており、収穫の感謝を願う意味があるそうです。
また、中秋の名月の日は太陽暦にもとづいて決まるため、毎年日付が変わります。
2026年は9月25日、2027年は9月15日が中秋の名月です。
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今月の満月は『ハーベストムーン』
国立天文台によると、満月が見られる日は、2025年10月7日とのこと。
中秋の名月と満月の日付がずれることはたびたび起こっているそうで、次に中秋の名月と満月が同じ日付になるのは2030年だといいます。
また、毎月の満月には、アメリカの先住民が季節を把握するためにつけたとされる名称があり、同日の満月は通称『ハーベストムーン』と呼ばれているものです。
10月は農作物が収穫される時期であったため、収穫を意味する『ハーベスト』がついた『ハーベストムーン』と名づけられたそうですよ。
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秋はほかの季節と比べて空気が澄んでおり、1年間で月がもっとも見やすいといわれています。
月見団子やススキといった供え物を準備して、歴史を感じながら秋の月を楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]