「カビの温床だった…」 専門家が教えるクローゼット対策に「すぐやる」「助かった」
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- 出典
- ソロテックス®
雨の日が多い時期や季節の変わり目になると、気になるのが『クローゼットのカビ』。お気に入りの洋服にカビが生えてしまうとショックですよね。
クローゼット内は閉め切られていることが多いため、湿気や温度がこもりやすく、放っておくとカビが繁殖してしまうこともあります。
本記事では、クローゼットのカビ対策と予防のポイントを見ていきましょう。
クローゼットの湿気をためない工夫
カビ対策の基本は、湿気のコントロールです。
帝人フロンティア株式会社が開発した繊維『ソロテックス®』のウェブサイトでは、以下のように紹介されています。
クローゼットを開けて風を通すだけでも、こもった湿気を逃がす効果があります。
ただし、これだけでは十分ではありません。湿気は洋服の詰め込みすぎでも発生するため、衣類同士の間隔を5cm以上開け るなど、空気の流れを意識することも大切です。
また、除湿剤を設置する際は、床や壁際など湿気がたまりやすい場所に置くとよいしょう。
家にあるものでできる除湿対策
多くの家庭にある、新聞紙や重曹も湿気対策に活躍します。
新聞紙は湿気を吸収しやすく、重曹は湿気とニオイを吸着するのが特徴です。新聞紙はクローゼットに入れ、週に1回程度交換しましょう。重曹は、容器に入れて棚の隅に置くだけで簡単に使えます。
さらに、炭を追加で置くとより効果が高まります。炭は多孔質構造で湿気やニオイを吸収する性質があり、繰り返し使える点も魅力です。
カビの原因を断つための収納の見直し術
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カビの原因は湿度だけでなく、汚れや温度にもあります。
着用後の洋服をすぐに収納してしまうと、皮脂や汗が残ったまま密閉してしまうため、カビの温床になりかねません。収納前に軽くブラッシングし、風通しのいい場所でしばらく陰干ししてから収納しましょう。
また、衣類カバーを使う場合は、不織布タイプなど通気性のある素材を選ぶのがポイントです。ビニール素材のカバーは湿気を閉じ込めやすく、逆効果になることがあります。
収納ケースを使う場合は、下にはすのこを敷いて空気の通り道を作ると、底面に湿気がたまりにくくなりますよ。
さらに、年に1〜2回はクローゼットの総点検を行い、不要な衣類を減らすこともカビ対策として有効です。ものが減ることで通気性がよくなり、掃除もしやすくなるでしょう。
クローゼットのカビ対策は、湿気をためない、汚れを持ち込まない、通気を確保するの3つが基本です。
お気に入りの洋服を長く大切に着続けるためにも、今日からできる小さな工夫を取り入れて、クローゼットの快適さを保ちましょう。
[文・構成/grape編集部]