「スタッフまでお声がけください」 無視してトイレに入った結果…「もうトイレ行けない」
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- 協力
- @youyakuya
コンビニエンスストア(以下、コンビニ)のトイレ付近で目にすることのある、『ご利用の際はスタッフまでお声がけください』と書かれた貼り紙。
一刻も争う場面においては、声をかける暇もなく、一直線にトイレへ駆け込みたくなるでしょう。
2025年10月11日、ネコロス(@youyakuya)さんは、コンビニのトイレを題材にした創作漫画をXに公開しました。
とあるコンビニを訪れた、1人の男性。急いでトイレに向かうと、『ご利用の際は必ずスタッフまでお声がけください』と主張強めに書かれた貼り紙が貼られていて…。
ひどく便意を催し、声をかける余裕すらなかった男性。
個室のドアを開けたところ、そこにはこの世のものではない『何か』がいたのです…!
『必ずお声がけください』と念押しされていた理由が、手に取るように分かりますよね。
恐らくこの店舗では、従業員たちが霊を祓う役割を担っているのでしょう。
漫画には「ちくしょう、もうトイレに行けねえや…」「『きさらぎ店』、思わず検索しちゃった」といったコメントが寄せられています。
作者のネコロスさんに、創作における工夫について聞いてみた
Xで不定期に漫画を投稿している、ネコロスさん。
grapeは今回の漫画について、ネコロスさんに取材を行いました。
――今回のお話は、どのようなところから着想を得ているのでしょうか。
実際ああいう張り紙って、防犯のために貼っているのだと思いますが、「もし絶対に声をかけないとヤバい理由があったら…」とひらめいたのが本作です。
実際にこんなトイレがあったら嫌すぎますけどね。
――便器から顔を出す霊の顔が頭に残ります。普段からホラーな絵を描くのは得意なのでしょうか。
ありがとうございます。あまりホラーな絵は描かないのですが、リアルな顔や変顔を描くのはわりと得意です。
あまりにも怖い絵だと『センシティブ指定』をしなきゃいけないと思ってるので、血みどろな絵はたぶん描かないですね。
――わりと高い頻度で4コマ漫画を投稿されていますよね。投稿を続けるための、ネコロスさんなりのコツがあれば教えてください。
実は描けない時は、1か月単位で描けなくなることがあるんです。
なので、普段からコンスタントにネタをストックしておくことが大事かなと思います。調子がいい時に出しすぎると枯渇してしまうので。
後はジャンルやキャラクターを固定していないのも、作品を作りやすいポイントかもしれません。
――過去にコンビニで「ドキッ」とした出来事があれば教えてください。
ドキッとした経験は特にないのですが、ビックリした経験はあります。
レジの後ろにお土産用の箱詰めお菓子とかが置いてあるところ、ありますよね。学生時代に2年くらいコンビニでアルバイトをしていたのですが、それが1回だけ売れたことがあって「ここで買う人いるんだ…」とビックリしました。
売れた以上包装紙でくるまなきゃいけないのですが、包み方の正解がよく分からないので、謎な包み方をした思い出があります。
便意を催している時こそ、つい見逃してしまいがちな、トイレの貼り紙。
『スタッフへの声かけ』を忘れて個室に入ろうとすると、恐ろしい場面に遭遇する…かもしれませんよ!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]