老夫婦にパスタを振る舞った警察官 素敵な理由に心温まる…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
ある日、イタリアのローマにある警察署に一本の電話がかかってきました。
「近所の家に住む老夫婦が、ケンカしているみたいです!心配なので、様子を見てきてくれませんか?」
通報を受け、警察官たちは指定された家に向かいました。
現場に到着すると、家からは男性の大声が…!玄関をノックして中に入ると、そこには老夫婦の姿がありました。
「すみません、近隣の人から言い争う声がすると通報を受けたのですが…」
家の中にいたのは、大声を出しながら号泣しているおじいさんと、そんな彼をなだめているおばあさん。
おばあさんに警察が話しかけると、彼女はこう返したのです。
「ごめんなさい!ニュースを見ていたら、夫がつい熱くなっちゃって…」
そう…老夫婦はケンカをしていたわけではありません。ニュースを見ていたら、おじいさんが泣き出してしまったのです。
84歳のヨーレさんと、94歳のミシェルさん夫婦は、テレビでニュースを見ていました。世界で起こっているテロや、児童虐待、殺人事件…そういった悲しい報道を見ていたら、ヨーレさんは大声で泣き出してしまったんだとか。
徐々に落ち着いてきたおじいさんは、すっかり落ち込んでしまいました。
きっと、近所の人に迷惑をかけたことや、警察の仕事を増やしてしまったことを申し訳なく思っているのでしょう。
「私たちはもう歳だし、あまりお友達がいないの。
だから、毎日ニュースがお友達みたいになっちゃって…」
寂しげな表情で、警察官にそう話すおばあさん。毎日テレビを見て2人で話し合うだけの毎日。孤独を抱えながら生きていたのです。
そんな姿を見て、なんだか可哀想になってしまった警察官たちは、2人にこう言いました。
「悲しい気持ちになってしまうのは、寂しいからですよ。
おいしいものを振る舞うので、元気を出してください!」
警察官たちは、老夫婦を励ますためにパスタを作ることにしました。
いつも2人だった家に自分たち以外の人が来て、おいしくて温かいご飯を振る舞ってくれた…おじいさんとおばあさんは、一気に笑顔になりました。
きっとこの日の夕食は、2人にとって忘れられないものとなったことでしょう。警察官たちの優しさあふれる行動に、拍手を送ります!
悲しいニュースに心を痛めたおじいさんは、とても優しい人なのだと思います。おじいさんがこれ以上悲しむことがないよう、こういったハッピーな出来事でニュースでいっぱいになる日がくるといいですね!